階級・甲の癸さん拾伍

651話 ページ7

童磨「面倒だから始めちゃうよ？」



そう言いながらまた攻撃をしてくる。



『一応伝えると、彼奴の使う粉凍りを吸うと肺胞が壊死するからね！！』



煉獄「肺胞が壊死とは恐ろしいな！！」



『はい！！』



初見殺しはほんとよくないし、呼吸を使う僕達にはキツイよねぇ！！



胡蝶「…彼奴は私がやります。」



『しのぶさん死なないでね…そして、殺さないでね。』



不死川「お前はこの期に及んで…！！」



胡蝶「分かってます。」



そう言うと、しのぶさんは優しく微笑んで見せてくれる。



胡蝶「…あなたの夢が、私の今の夢なんです。」



…しのぶさん…



『信じてます！！』



猗窩座「俺の相手は誰だ？」



煉獄「俺が行こう！」



…煉獄さんが猗窩座さんと戦うのは嫌だ、嫌で嫌で…



桜花「煉獄さん、私も付いていきます！」



煉獄「む、だが、」



桜花「他も見ながら…しのぶさんとかも援護しながら戦うから安心してください！」



煉獄「…ならば背中は任せる！」



…おうちゃん…ありがとう。



時透「…僕どうしようかな…どれでもいいんだけど。」



『…そう、ですね…どれがいいかな…』



…黒死牟さんは、ダメ…



累「…君、強いから上弦の壱でいいんじゃない？」



『…！累それは』



累「僕も行くし…。」



…累？



累「下弦の伍だったとしても…今はそれより強くなった…だから大丈夫。

それに、この大きい人もらってっても良いでしょ？」



悲鳴嶼さんを見ながら言う。



『…分かった。』

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