678話 ページ34
『…………！？！？』
顔を向けると、童磨さんからの攻撃が来ていて。
瞬間的に避けたものの、軽くかする。
…いや、何で…あの技普通に僕のこと殺しに掛かってる…しかも不意打ちとか、本当に死ぬよ！？
僕のことは殺せないと思ってたのに…何でっ…！！？
雪希「残念だね、大切な存在から裏切られちゃった？
まるであの時みたい…家族がみんな、あなた達の味方をしなくなった時…」
…うるさい、その話を…するなっ…！！
『童磨さん、何で…』
そう言いながら童磨さんを見ると、何故か笑っていて。
…いや、あの人が笑っているのはいつものこと…ただ、笑い方に何かが含まれているような気がする。
ていうか痛い！！
当たった技が痛くて辛い…お前の氷中々に痛くて嫌いなんだよ！！
前戦った時もそうだよ、雨が凍っちゃってさぁ、ほんと辛かった…
『………？』
…あの時、僕何かした気がする。
いつもと違うこと…
『…なるほどね。』
そう言い、刀を構える。
雪希「はー…それやっても意味ないのにねぇ？」
『さぁ…それはどうだか？』
そう言いながら、息を吸う。
『全集中、雨の呼吸…』
雪希「まあ良いや、私ももう一度行くよー？」
余裕そうにしているのも今の内だ。
雪希「全集中、雪の呼吸…伍ノ型・雪時雨。」
…まるで僕の力を使うようだね、雨…なんてさ。
でも僕も人のことを言えないか。
埜田が近付いた瞬間に、静かに口を開く。
『…拾ノ型・雨氷。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 629人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんみん - 泣きそうになりました。とても面白いです！ (2019年10月21日 18時) (
レス) id: b8b42f9334 (このIDを非表示/違反報告)
見列鬼 - やばい泣いた…(/ _ ; )感動しました。 主人公と桜花ちゃんと雪希さん、来世は仲良くなれるといいですね… 私もこんな作品作ってみたい (2019年10月21日 15時) (レス) id: ea39a5038c (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - やばい！！気になりすぎる！ 語彙力が… (2019年10月21日 9時) (レス) id: 85f066d48f (このIDを非表示/違反報告)
綾織 - 血気術！？まさか、鬼になった、とか…？いや、最近鬼舞辻さんにあってないのにそんな事…続きがきになる！！ (2019年10月21日 6時) (レス) id: 68bb132a93 (このIDを非表示/違反報告)
kusune(プロフ) - 血気術…！？とても楽しみにしています！頑張ってください！ (2019年10月21日 6時) (レス) id: 8029859771 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
