147話 〇〇side ページ3
クロウリー「取り敢えずご挨拶をしておきますね。私はディア・クロウリー。此処、ナイトレイブンカレッジの学園長を務めています」
善逸「…ナイトレイブンカレッジ?」
近くにそんな横文字の学校あったっけ…とは思うものの、俺の通っているキメツ学園も一応横文字になるのかな、と思うと何も言えなくなる。
…キメツ学園とか横文字なのかそうじゃないのかよく分からない名前なの何でだろう、と思って学園長に聞いたことがあるけど…笑って誤魔化されたよなぁ。
いや誤魔化そうとしてるじゃんって言ったら宇髄先生に頭叩かれて不死川先生に睨まれて…あれ、俺って結構雑な扱い受けてた…?(困惑)
て言うかそうだよ、炭治郎と伊之助は何処だよ…もうこの際千歩譲って宇髄先生でも良いから来てよぉ…俺のこと助けてぇ…。
クロウリー「…うーん、これはあれですね…また監督生くんやインセットくんと同じ感じのあれ…困りましたねぇ、これ以上補助するのも…」ブツブツ
善逸「あのー…?」
クロウリー「…まあ、何言ってても無駄ですか。取り敢えず闇の鏡の所へ行ってみましょう。其処であなたの帰るべき場所が分かれば一番ですし」
善逸「帰れるんですか!?良かったよぉ!!」
クロウリー「まだ分かりませんが。此処に通っている生徒で、二人ほど帰れなくなっている生徒も居るので…」
待って今何か聞きたくない言葉を言われた気がする。
え?俺帰れないの?…え?(混乱)
クロウリー「まあ大丈夫です!最悪戻れなくても、その時は私が此処で生活出来るようにしてあげますので!何せ私、とても優しいので」
善逸「いや優しさがあるなら帰る方法を教えてくれません!?」
クロウリー「私だって必死に探してるんですよ!!でも見つからないんです!!」
善逸「えええ俺帰れないのぉ!?嫌だよ知らない所とか怖いよぉ!!死んでしまうかもしれない!!」
クロウリー「知らない所に居るからと死んでしまうわけではないでしょう?と言うか、行く場所がなかったら此処に置いてあげると言っているんですから普通なら感謝する所では!?」
善逸「それは確かにそうですね!!すみませんねぇありがとうございます!!」
やけくそになりながら大声でお礼を言う。
…だって此処、怖いんだよ。
さっきから、余り良いとは言えないような会話が聞こえてくるし…もしかしてヤクザ育成所??
そんな所に居るなんて嫌に決まってるだろぉ…。
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真冬 - 続き待ってます!! (2023年2月11日 20時) (レス) @page30 id: df27f919ce (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 善逸かっこいいとこなのに…この小説面白いのにぃ!!!更新待ってます!! (2022年6月5日 14時) (レス) @page30 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 元々ツイステと鬼滅のクロスオーバーは好きですが、この作品は特に大好きです!!更新停止になってしばらく経ちますが、何度も読みに来てしまいます笑 都合はあるかも思いますが、いつか更新していただけたら嬉しいです。待ってます! (2021年8月30日 10時) (レス) id: c829cd7d6a (このIDを非表示/違反報告)
ナム - フロイドさんよぉあんた気づいてんじゃないのか…?女だってこと (2021年8月22日 22時) (レス) id: 9ed70eacbe (このIDを非表示/違反報告)
ぴおり(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気に最後まで読んじゃいました!あまり好きではない顔文字も使ってないし、分かりやすい話だし、とにかく凄く読んでいて楽しかったので、頑張ってください!! (2021年1月17日 22時) (レス) id: 746032848f (このIDを非表示/違反報告)
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