四十四頁 ページ46
『…禰豆子ちゃん凄いね。』
思った通りだった、禰豆子ちゃんはこの世界の希望となる。
それが分かると、何だか僕まで応援したくなってくる…でも流石に無理かな、手伝うことは出来ないよ、僕は弱いからね。
珠世「もう一つの願いは過酷なものになる…鬼舞辻の血が濃い鬼とは即ち鬼舞辻に…より近い強さを持つ鬼と言うことです。
そのような鬼から血を奪るのは容易ではありません。
それでもあなたはこの願いを聞いてくださいますか？」
竈門「それ以外に道がないのから…俺はやります。
珠世さんが沢山の鬼の血を調べて薬を作ってくれるなら禰豆子だけじゃなくてもっと沢山の人が助かりますよね？」
…炭治郎くんは、いつでも真っ直ぐだ。
僕が見てきた中で此処まで真っ直ぐだったのは…お姫様以来、なのかもしれないね。
珠世「…そうね。」
微笑む珠世さんと、それが理由で睨みつける愈史郎くん。
…こらこら。
竈門「…それで…愈史郎さんや珠世さんは、どうやってAと出会ったんですか？」
その言葉を言われた途端、思わず愈史郎くんと顔を合わせてしまう。
『…僕の育手さんがたまたま二人と知り合いだっただけだよ。』
愈史郎「彼奴まだ生きてるのか、しぶとい奴め…」
珠世「愈史郎。」
愈史郎「すみません珠世様！！」
竈門(…Aの育手…一体どんな人なのだろうか。
そもそもAは何の呼吸の使い手なんだろう…刀を抜いている所さえまだ見たことがない。)
『長考のお時間？』
竈門「あ、いや！！」
顔を近づければ、全力で首を振りながら少し離れる。
その反応は少しばかり傷付くのだけど。
『まあ今度話してあげるね、二人との出会い方とか…僕の育手さんのこととか。』
竈門「分かった、待ってるな。」
そう言って笑う炭治郎くんを軽く撫でながら愈史郎くんを見る。
じっと此方を見ていたから撫でて欲しいのかなと思って撫でたら「気安く触るな」と言われた、解せぬ。
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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか？なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか？バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (
レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか！とっても面白いです！ (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
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