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三頁 ページ5

「またわらび餅食ってるのか?」



突然声を掛けてきたのは、同期であり庚隊士である、



『村田くんじゃん。』



村田「俺年上だからな。」



村田くん、あの最終選別で一緒に生き残った人。



何かと僕に声を掛けてくれる…のは多分同期が僕と柱の三人だけだからなんだけど、それでも声を掛けてくれるのは案外嬉しかったりする。



僕鬼殺隊で話するのって、村田くんと僕と同じ甲隊士であるとある女の子くらいのものだから。



まあその女の子は優しいから誰とでも話せる…みたいな子、ってだけの話だったりはするんだけど、関係なくいつでも声を掛けてくれる優しい人が村田くんだ。



『でも同期であり上司なんだよね。』



村田「お前出世早いんだよ。」



『もっと早い人達見てるくせに何を言うのかな。』



「食べるかい?」と言いながらわらび餅を差し出せば、「ありがとう。」と言いながら食べ始める村田くん。



『いやぁ、にしても彼らは本当に出世が早いねぇ…特にお姫様。』



村田「…お前ずっと思ってたけど、氷柱のことをお姫様って呼ぶのは何なんだよ?」



『だってあんなに愛されて囲まれて…正に御伽噺に出てくるお姫様そのものじゃないか、だから僕は彼女のことをお姫様と呼ぶんだ。』



村田「相手が柱なのだけは忘れるなよ…。」



そう言ってくれる村田くんは、きっと僕のことを心配してくれているのだろう。



でも大丈夫、僕は彼らと関わることはまずないし…遠くから見ているだけだからいいんだ、一応言うとフラグじゃないからね本当のことだからね。



『1年か…最終選別から1年…それで柱になるのは中々すごいことだと思うんだけど。』



村田「生まれ持っての才能がまず違うんだろ。流石としか言えないよな。」



『あーなるほどね、才能と努力が合わさってああなったんだぁ、凄いねぇ本当に。』



尊敬するつもりはないけどね、僕は元々鬼殺隊になんて入るつもりもなかったんだから。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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