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二十八頁 ページ30

「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます。」



うんまあそれは知ってる…そう思っていたその時、バシッと痛々しい音がする。



「ギャァ!!」



見るから分かるに、多分玄弥くんが鎹鴉を叩いたんだと思われる。



…ちょっと玄弥くんは一体何をしているのかな。



玄弥「どうでもいいんだよ!鴉なんて!!」



そう言いながら白髪の子の髪を掴む玄弥くん。



『ちょっと玄弥くん、』



その子はダメ、ほんとにダメ、真面目にダメ(震え声)



玄弥「刀だよ刀!!今すぐ刀をよこせ!!鬼殺隊の刀!色変わりの刀!!」



『作る時間が必要だから今すぐっていうのは無理なんだよ、それを分かってくれないかな…』



すると突然炭治郎くんが玄弥くんの腕を掴む。



竈門「この子から手を放せ!!放さないなら折る!!」



『いやいや、これから仲間になるのに騒ぎを起こすのやめないかな、』



我妻「いやほんとAちゃんの言う通りだろ…」



二人でそういうものの、辞めるつもりはないらしい。



カナヲちゃん、にこにこしている暇あったら一緒に止めて??



竈門「ああ?なんだテメェはやってみろよ!!」



その途端、みしっと言う鈍い音が聞こえてくる。



『…マジで折ったの…。』



人の骨を普通に折っちゃうとかこの子も中々やるなぁ…



玄弥「ぐっ…」



玄弥くんは腕を抑えながら、炭治郎くんは白髪の子を背に隠しながら睨み合う。



やめようぜそういうのはさぁ…。



「お話は済みましたか?」



黒髪の子がそう言えば、その場は収束される。



…流石としか言えないな、肝がかなり据わっているというか何と言うか…。



「ではあちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ。」



相変わらずばらばらの大きさの玉鋼を見る。



僕は必要ないんだよなぁ。



「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼は御自身で選ぶのです」



我妻「多分すぐ死にますよ、俺は…」



『大丈夫大丈夫、ほら選びなよ…ね?』



そう言えば、渋々と選び始める。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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