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十一頁 ページ13

『うっわマジで来たんだけど君の鼻凄すぎ。』



少しすると、鬼が二人やって来て争い始める。



僕の時は基本的に鬼はみんな水柱の片割れとお姫様が倒したからなぁ…。



「オイオイてめぇは向こうに行け!俺がコイツらを喰う。」



「いや貴様が失せろ!」



『同じ鬼同士で争うなよ…』



「俺の獲物だぞ!」



「黙れ!!先に殺った方が喰えばいいだろうが。」



そんな考えに至るんだね、うわあ面倒くさい…とか思いながら見る。



「「久方振りの人肉だ!!」」



僕はこう見えて、最終選別から6年間生き残り続けた鬼殺隊士だ。



それも、2年前からは甲隊士…まあそれは生き残ったからってだけの理由だけど、だとしても幾人かの鬼を倒したりはして来た…この程度の、数人しか喰っていない鬼、敵ではない。



そう言えば、前世ではどれだけバイトしても全部続かなくて1ヶ月もしない内に辞めてしまっていたなぁ…そう考えると鬼殺隊はもしかしたら天職だったりするのかも。



其処まで考えて思う。



…いや、鬼を殺して生きる鬼殺隊が天職とか、此方から願い下げだわ。



竈門「全集中、水の呼吸…肆ノ型・打ち潮。」



彼が技を使うと、鬼の頸は斬られる。



『…強いね、炭治郎くん。』



竈門「そんなことはないが…ありがとう。」



照れたように笑う炭治郎くんを横目に考える。



…今思い出したけど、真菰ちゃんが炭治郎って子の名前出してなかったっけ…あれ、もしかしてこの炭治郎くんだったり…?



『…てか、水の呼吸か。』



竈門「?ああ、水の呼吸を使うんだ。」



まさかの同じ呼吸の使い手だというのが分かり親近感が湧く。



でもまあ遥かに僕よりは強いよなぁ…とか思うと少しショックだけど、まあ仕方ない、僕はやりたくてやっている職業ではないからね。



みんな知ってるかな、こういうのを開き直りって言うんだよ(自覚有り)



開き直らないと生きていけないこともあるんだ(大袈裟)

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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