雨柱の癸さん肆

148話 ページ10

我妻「おいこら炭治郎…お前癸さんと逢瀬なんて良い度胸してるな…？」



小物を買い終え、甘味処で赤髪くんと座りながら注文をし終えた所、たまたま通ったのかは知らないけど金髪くんが現れ、歪んだ顔(言い方)で赤髪くんを睨み付けている。



あの時みたいな、禰豆子ちゃんが妹だと知らなかった時みたいな、そんな感じがする。



竈門「禰豆子に贈る物を一緒に選んでもらっていたんだ。」



我妻「そうじゃねぇんだよ！！羨ましいんだよ！！」



『素直過ぎて一周回って清々してくるよほんと。』



我妻「こいつはあれだよ！！むっつりすけべだからね！！

だから癸さんも一緒に居るときとか気を付けた方が良いから！！」



『待ってむっつりすけべとか初耳過ぎて笑ってるんだけど。』



竈門「善逸…妙な嘘で癸さんに勘違いされたらどうするつもりだ…？」



我妻「だってそうだろ！！俺知ってるんだからな！！」



竈門「何をだ！！」



我妻「癸さんと居る時、お前の音は」



竈門「それ以上言ったらただじゃ置かないぞ…？」



我妻「今のはおかしくない！？炭治郎が何をか聞いたのに！！」



『理不尽過ぎて笑うしかないと思ったよ。』



余りに理不尽過ぎた。



我妻「癸さん、今度また俺とも逢瀬してね！！」



『はいはい分かりました、だから余り怒らないの。』



我妻「は〜い！」



頭を撫でればそう言って笑う。



やっぱり柱様方より後輩の方が圧倒的に可愛いんだが？？



…そもそも柱様方に可愛さを求めるなよ、ってね(遠い目)

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