雨柱の癸さん肆

151話 ページ14

『…うえ、』



そんなある日のこと(？)



任務がこれから行われる、と言うことで外を歩いていると…またも導光真誠くんを見つけてしまい低めの変な声を出してしまう。



何でまた遭遇してしまうかなぁ、僕あの子に好かれてる？



と言うより不運に愛されている気がする、何だそれ考えてて悲しくなってきた泣いていい？



「なぁ、導光。お前最近雨柱に付き纏ってるって聞いたけど本当かー？」



『んんんんっ』



思わず少し大きめに変な声を出してしまい、バレないように口を閉じる。



本当は此処を通りたくなどないのだが、仕方がないのだ。



何せ、此処を通るのが今から行く場所への一番の近道だから…いや近道じゃない所通れば良いだろ、って話なんだけどね。



今からわざわざ場所変えて歩くとかめんどくさ…んんっ、効率が悪いって言うか。



真誠「そうだけど、それが何？」



「付き纏ってる認めんのかよー‪w‪w」



真誠「…うるせ。てか話それだけ？じゃあ俺行くけど」



そう言って歩こうとする少年の腕を掴み止める同期らしき隊士。



「何で其処まで雨柱様に固執するんだよ？お前そんなに一人に固執する性格じゃねぇだろ？」



真誠「…はあ、お前には関係ないだろ」



「良いじゃねぇか、教えてくれても」



嗚呼、それは僕も気になっていたんだ。



どうなのだろう、何故か言うのだろうか…そう思いながら聞いていると、彼は少し溜息を吐いた後に…言った。



真誠「吸収するためだよ」



…吸収…？









.









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皆様こんにちわ、作者です、お久しぶりです

そろそろ復活しようかなと思い久しぶりに更新させて頂きました…！

色々吹っ切れたので、亀更新になるかもしれませんがゆっくり書いて行きたいと思っています！

随分経っちゃったので、ある程度書き方は変わってしまっていると思いますが、癸さんの性格や周りの人達との関係性、設定等は変わりません

それなので、良ければまたよろしくお願いします…！

それと、戻って来るに当たって作者名を

【心月美玲】→【虹希】

に変更致しました！

そちらも合わせ、作者と『雨柱の癸さん』をよろしくお願いします！

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