運命を捻じ曲げろ。

呼吸の話。肆 ページ23

光尊「まあ大体神の名前を知ってさえいれば使えるんだけどね。

神の呼吸には、十つの技があります。」



何処から紙を出したのか、書きながら説明してくれる。



光尊「全集中、“神の呼吸”。

太陽神、“天照(あまてらす)”。

月の神、“月詠(つくよみ)”。

海の神、“素戔嗚(すさのお)”。

祭神、“大国主(おおくにぬし)”。

守護神、“阿修羅(あしゅら)”。

火の神、“木花咲耶姫(このはなさくやひめ)”。

風の神、“建御名方(たけみなかた)”。

水神、“蛟(みずち)”。

蛇神、“夜刀神(やとの)”。

悪神、“荒神(あらかみ)”。」



『…日本神話の神。』



光尊「正解！流石だね、頭良いだけある！」



いや、流石に誰でもアマテラス、ツクヨミ、スサノオくらいは聞いたことあるでしょ…。



光尊「これらの技を習得して、それで常中習得したら完璧だよ！

最終選別に出してあげられるから…出来れば一年後のに出したい、から頑張れ！！」



『最終選別って何、って聞きたい所だけど鬼殺隊に入るための試験的なのだっていうのは理解出来たから良いや。』



光尊「流石！！その通り！！」



…頭の造りだけは良いんだよね。



顔とか運動神経とかは妹が持ってったけど、唯一頭だけは僕が持ってきたからさ。



光尊「まあ、あと一年で出来そうだよねぇAなら！

俺と一緒に鍛錬続けてとっとと呼吸使えるようになっちゃおうか！」



『貴方少し楽観的思考過ぎない？そう簡単にいかないよ。』



光尊「何とかなるなる！Aなら大丈夫！」



どうしたらそうなるのか全く理解が出来ないんだけど。

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