運命を捻じ曲げろ。

転生の話。陸 ページ15

光尊「取り敢えず、君には原作よりずっと前に鬼滅の世界に行ってもらって…原作よりずっと前に鬼殺隊に入ってもらうつもりなんだよねぇ。」



『鬼殺隊とかはよく分からないけど、主人公が居た気がするその組織？に。』



光尊「本当に知識ないんだね…まあ良いや、一から教えれば良いだけだし。」



本当に分からない、アニメとか興味なさすぎて上の空で話を聞いていたから。



それで何度妹を拗ねさせたことか…考えたら少し笑いが溢れて来てしまうね。



光尊「ちなみに、基礎体力とかも最初からつけないといけないからかなり大変になると思うけど…大丈夫？」



『大丈夫じゃない、と言った所でやらせるんでしょう。』



光尊「まあねぇ！二年くらいは少なくともかかるとは思うけど、頑張ろ！」



『…僕にそう言うの教えるの、貴方なの？』



光尊「もっちろん！僕達はこれから一緒に住むんだから！」



『一気に嫌になったから無に還してくれないかな。』



光尊「そんなに俺のこと嫌い！？」



『嫌いっていうか、ストーカー疑惑がある人と一緒に居るのとか普通に嫌だし。』



光尊「ストーカーじゃなくて神だって言ってるのにいいぃ！？」



その喧しさも僕的には嫌なんだけど。



見た目が女の子なのに実は男っていうのも…いやそれは仕方ないのかな。



『…神なら姿変えられるんじゃない？』



光尊「そうなんだけど、やっぱり本来の姿で居るのが一番気が楽だよね！」



『…あぁそう。』



光尊「いやほんと君僕に興味なさすぎだよね。」



貴方に、と言うより何かに興味を持つことがないだけだよ。

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