モブ人生返せ。

針は嫌い ページ42

竈門「あ、そうだA。」



『何すか次は。』



竈門「さっきしのぶさんが呼んでたぞ！」



『それ先に言おうか！？』



しのぶ様に呼ばれてるのに行かないのは死の危険を感じますね！？(大袈裟)



『しのぶ様遅れましたごめんなさいあなたに会いに来ましたよしのぶ様ああああ！！』



胡蝶「少し静かにしてもらえませんか？」



『すみません僕が悪かったのでその注射を置いてください！？！？』



何か凄く良い笑顔で注射の針を向けられてるの何で！？



胡蝶「ああ、どちらにしても今から少し血をいただきますね。」



『なんて？？？』



胡蝶「鬼舞辻無惨に狙われているだけでなく、万が一稀血だったりしたら大変です。

それを知っておかなければこの先に支障が出るかと思いまして。」



…つまり、注射をして、採血を…



『…すみません用事思い出しました！！！！』



胡蝶「あ、待ってください？」



めちゃくちゃ全力疾走するものの、しのぶ様は取り敢えず早い。



ごめん！！僕！！針無理なの！！



ていうか人に向けられるのダメなんだよね！！



所謂先端恐怖症的な奴かな、あくまで向けられるのだけど！！



料理は出来ます、自分では持てるので！！



『やだやだやだやだやだやだ！！！！』



胡蝶「駄々をこねないでください、今なら優しくしますよ？」



『血を採らないといけないくらいなら鬼舞辻無惨の所行くううううう』



胡蝶「何巫山戯たことを言ってるんですか？」



ほんとにそのくらい嫌なの！！！！

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