モブ人生返せ。

食べ物は分けて食べる ページ11

『一ついりますか？』



鬼舞辻「いらない。」



『もらっとけよ可愛げねえなおい。』



そう言いながら無理矢理お饅頭を持たせる。



身体冷たいなこの人、ほんとに生きてます？？



鬼舞辻「…そもそも何故私が貴様と甘味処に居る。」



『貴方がどうしても腕を離してくれなくていたたまれなくなったから取り敢えず座ろうってことで甘味処来たんですよね忘れるなよ。』



それかあれか、僕のような醜女の言葉は耳に入って来ないと？？



『良いから食べてみてくださいよ、一人でご飯食べるより誰かと食べた方が美味しいんですよ。』



食べ物は分けて食べると一番美味しく感じるものなのですよ。



鬼舞辻「…食ったら貴様は鬼になるか。」



『其処までしてこの醜女を鬼にさせたがる意味が分からない。』



鬼舞辻「それもそうだが。」



『食い気味に賛成するなよ。』



鬼舞辻「気に入ったものは気に入った。」



しかも理解不能だよシバくぞ。



無理だけどね、僕そんなに強くないけどね。



ていうか僕モブ人生送るって決めてるからもし鬼になったとしても簡単に殺される雑魚鬼が良いんですよね、言いたいこと分かる？



無駄に干渉するなよ(真顔)



鬼舞辻「…まあ良い、今日はやめてやる。」



『出来ればっていうかもう絶対に二度と会いたくないし会わないと思われる。』



鬼舞辻「いずれ貴様を鬼にする、覚えておけよ。」



『聞けこら鬼舞辻無惨この野郎。』



何言ってんだよ巫山戯んな、って言おうとしたもののいつの間にか居なくなってる。



ほんと何やめて。

詰みモードより絶望モード→←醜女って言いすぎね？

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