階級・甲の癸さん拾弐

529話　桜花side ページ22

『…ぎゆ、さん？』



高いのが怖いからか、言葉を上手く出せなくなったらしくそんな呼び方をする。



冨岡「…？」



不思議そうに冨岡さんが首を傾げると、Aは冨岡さんを見ながら、少し控え目に笑って見せた。



『義勇さん、落ち着く…。』



ふにゃり、とそう言いながらAが笑えば、冨岡さんは静かにAを下ろす。



Aがどうしたのかと思って、こてんと首を傾げれば、それを見た冨岡さんは…



ゴッ



思い切り壁に頭を打ち付けた。



『義勇さん…！？』



桜花「馬鹿じゃないのww有り得ないww」



我妻「いや今すごい落としたぞ、頭蓋骨割れてない！？」



不死川「馬鹿なのかァてめェは！！」←一部始終見てた人



胡蝶「…………ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ」←同じく一部始終見ていて笑いを堪えている人



宇髄「ﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝ」←同じく一部始終(以下略)床を叩きながら大爆笑中の人



甘露寺「…ふふっ」←同じく(以下略)笑っちゃった人



冨岡(俺の継子が可愛すぎる…何故こんなに可愛いんだ、この頃からこんなに可愛かったのか…此処に置いておくと他の奴が来て変にちょっかいを出しそうで心配だ…)「家に来ないか？」



『えっ』



竈門「冨岡さん！？」



嘴平「彼奴誘拐宣言したぞ。」



桜花「絶対圧倒的言葉足らずだwwきっつwwww」



Aという翻訳が居ないと此処まで分からないとはww



しのぶちゃんが青筋立てててもう無理やだぁww



冨岡さん最高ww

530話　桜花side→←528話　桜花side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す