階級・甲の癸さん捌

361話 ページ42

黒死牟「……何か…あったのか……。」



『言った所でどーしよーもないし。』



童磨「誰かに何かされたのか？言ってくれればいいのに。」



『良い笑顔やめてください怖い、言ったら殺しそうなんですけど何で。』



猗窩座「本当に何かされたりしたのか？」



『何この人達の過保護感(真顔)』



「取り敢えず言え、殺してくる。」みたいな顔してるの何ですか。



童磨「まあ何もしないとして。」



『いや何もするなよ。』



童磨「何があったかくらいは教えてくれてもいいだろう？」



『何が悲しくて敵である鬼に自分の現状話さないといけないんですか嫌だよ。』



蛇さんに話したのさえある程度掻い摘んでなんですけど。



猗窩座「お前に何かするとは良い度胸をしているな、名前を教えろ。」



『いや怖い怖い怖い怖い。』



まああれだよね、上弦の鬼達にお気に入り扱いされてるなんて思いもしないよね(真顔)



彼奴も災難だなぁ…(他人事)



『まあしばらくは精神的に壊れると思いますけどね。』



黒死牟「……………」



『いや黒死牟さん何処行こうとしてるの、ねぇ。』



童磨「誰か分からないのなら乗り込めば良いのか！」



『やめてよそれされたら僕あなた達斬ることになるじゃん嫌だ。』



猗窩座「お前は俺達を斬りたくないのか。」



『実はあなた達のことそんなに嫌いじゃなかったり？』



まあ多分目の前で人を殺しているのを見たことがないからなんだろうけど。



だからどうにか…無限列車編は起こらないで欲しいの。

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