階級・甲の癸さん弐

76話 ページ30

甘露寺「癸くんもどう？桜餅食べる？」



『いや、僕はお饅頭買うので…』



取り敢えず周囲を見渡して伊黒さんが居ないのを確認する。



あの人何処から出て来てもおかしくなさそうなのが怖いなぁ…(遠い目)



甘露寺「お饅頭が好きなの？」



『まあ…。』



甘露寺「そうなのね！今度一緒に甘味処巡りしない？」



『…ネチネチ言われるのが目に見えるので遠慮しておきます(遠い目)』



蜜璃ちゃんと甘味処デートとかしたいめちゃくちゃしたい！！



でもしたら殺られる気しかしないから無理！！(頭抱え)



甘露寺「あらそう…残念だわ。」



…そんなにしゅんとしないでくださいよ〜！！！



『ダメですよ下向いてたら、折角の美人さんなのに…もったいないです。』



甘露寺「…癸くんって優しいのね…！」



『いやいや、そんなことないですよ。』



あまり悲しませるとネチネチしたあの人が面倒なだけです(遠い目)



あの人のことになるととことん遠い目しちゃうんだけどこの癖直って…(頭抱え)



甘露寺「今度他の人誘ってもいいから一緒にご飯でも行きましょう！」



『あ〜…お師匠様誘って良いのなら是非に。』



甘露寺「もちろんよ！あと伊黒さんと…しのぶちゃんも誘って…。

どうせなら柱みんな誘ってみる？みんなで食べれば美味しいわ〜！」



『強面さん居たら僕失神する自信ありますけど。』



甘露寺「失神！？」



やだやだあの人トラウマになってるから怖い(ガチ怯え)

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