彼女がモブを通す理由４

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『じゃあ今日の放課後僕ん家おいで。』



夏凪にそう言うと、何故か反応する他の部員達。



松川「それオレ達も行っていいかー？」



『何故。』



松川「地味子・皇Aの住んでる場所が気になるから。」



『地味子の家をわざわざ気にしないでください。』



花巻「みんなで勉強会良いじゃねぇか！」



『知ったこっちゃないですよ。』



及川「良いじゃん！みんなでやった方が捗るよ！」



『時間が有効に使えませんから。』



国見「…夏凪もみんながいた方が楽しいと思うでしょ。」



夏凪「楽しそう…！」



『…………分かりました、じゃあ僕早めに帰って準備するんで遅めに来てください。』



国見「…ﾌｯ…」



国見め…僕が夏凪のことになると中々言い返せなくなるの分かっていやがる…。



何でか分からないけど夏凪のことになると言い返せない。



矢巾「いや、でも家知らないし。」



『知ってる奴に聞いてよ。』



岩泉「知ってる奴？」



…そんなん一人しかいないでしょ、涼太だよ。



『じゃあ何か用意して待ってますね。』



及川(あ、これAちゃんも結構楽しみにしてる感じだ…！)



勉強会かぁ…玲於と隼馬鹿だからよく一緒にやったなぁ…。



…懐かしい。

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