なんでもない僕のなんでもない日々の話。 (ページ2)

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一日目　4月2日ページ2

一日目、今日がこの日記を書き始める最初の日だ。

まずは、これを読んでくれている人(いるかは分からないが)に向けて、簡単な自己紹介をしようと思う。

僕は佳乃、これで『よしの』と読む。

こんな風に日記を書いている人は、全員がどこかで辛い思いをしていることが多い。

その辛い思いを書いて、共感してもらって救われる。こういう文章の醍醐味はそこにあるのではないかと思う。

僕には得に目立った病気は無いし、いたって普通だ。健康体である。

学校も不登校になったりせずきちんと真面目に通っている。

こんな風にする生活が僕にとっては『なんでもない日々』なのだと。

そして、その『なんでもない日々』がとてつもなく苦しいと思うのは、僕だけなのだろうか。

『なんでもない』から幸せなのだと誰もが言う。

その『なんでもない』退屈な日常の中に、幸せがあるんだとか歌うシンガーもいる。

『なんでもない』が近すぎるから、幸せだと思えないだけなのだろうか。

僕にはよくわからないね、『なんでもない』の定義はなんなのだろう。