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「終わった〜〜〜〜!」
重岡が手伝ってくれたおかげで予想よりはるかに早く終わった

「重岡ほんとにありがとう!」
「ええって、ほら帰るぞ」

パッと向こうにそらされた顔は少し赤く染まっていた

「へえ!重岡でも照れたりするんだー」
「うっさいわ」

くだらない話をしながら乗り込んだ電車は金曜の夜だからか混んでいる

そんな時に目の前の席が空いた

「座っとけ」
言われた通りに座ると目の前の吊革に掴まって立つ重岡

「お前最寄りどこやっけ?」
「次の次だけど、、?」
「分かった」

電車が最寄りに到着し、ドアに向かっていく重岡に着いていく
ドア付近の人混みに揉まれていると引っ張られる右手

「ホンマに鈍臭いなあ」
笑いながら手を引いてくれる

「あ、ありがと」
「ええよ。」

「名字、家どっち?」
「駅出て右だけど重岡は?」

「俺ん家はも1個隣の駅」
なんでもないように言って改札を出て右に進む

「え!待ってよ!いいよ送ってもらわなくて!」
「もう今更遅いわ」

スタスタと歩く重岡に諦めて着いていく


「あ、ここ」
「へえ結構いいとこ住んでんねや」

茶化したように笑う重岡を軽く叩いて入口に向かう

「重岡!今日はほんとにありがとう」

また月曜な〜と言いながら去っていく背中に声を掛けると片手を上げた

なんだよ、重岡のくせにちょっとカッコイイじゃん

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イツキ(プロフ) - red_westさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます!これからもゆっくりではありますが更新していく予定なのでよろしくお願いします(^ ^) (2019年11月25日 22時) (レス) id: 1518d6627b (このIDを非表示/違反報告)
red_west(プロフ) - はじめまして。読みはじめたばかりなのですが、しげちゃんらしさがリアルでどんどん引き込まれて読ませてもらっています!楽しみにしていますので、引き続き頑張ってくださいね♪♪ (2019年11月25日 19時) (レス) id: c79c2def81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イツキ | 作成日時:2019年11月17日 9時

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