* ページ49
「、、、お前無理してるやろ。そーいや夏も帰ってなかったよな?なんかあるん?」
「なんもないよ、遠いからめんどくさいだけ」
やばい、涙声なのバレたかな?
再び零れそうになる涙を堪える
「1人で泣くのはアカンで。今からそっち戻るから待っとけ」
そう言うと電話の向こうからガサガサと荷物をまとめだす音が聞こえた
「え!ダメだよ大毅のご家族寂しがるって!私なら大丈夫だから」
慌てて止めると
「なあオカン!俺の愛しの彼女が1人で泣いてるから東京戻るわ!」
「は!?何アンタ泣かせてんじゃないわよ!さっさと帰り!!」
「今許可貰ったから大丈夫やで」
なんて優しい声で言っちゃって
「ほんとにごめん、」
「謝んな、ほな切るわ」
ガチャ、と電話が切れた後状況を整理する
こっち来るってどうやって?新幹線?チケット取れるのかな?
とりあえず元々予定のなかった日だしボーッとテレビの画面を眺めて待った
330人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イツキ(プロフ) - red_westさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます!これからもゆっくりではありますが更新していく予定なのでよろしくお願いします(^ ^) (2019年11月25日 22時) (レス) id: 1518d6627b (このIDを非表示/違反報告)
red_west(プロフ) - はじめまして。読みはじめたばかりなのですが、しげちゃんらしさがリアルでどんどん引き込まれて読ませてもらっています!楽しみにしていますので、引き続き頑張ってくださいね♪♪ (2019年11月25日 19時) (レス) id: c79c2def81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イツキ | 作成日時:2019年11月17日 9時