HiB学園1年3組 (ページ9)

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いよいよ討論会の当日。
いつも制服を着崩している浮所でも、さすがにちゃんとしている。

猪狩「浮所飛貴応援責任者猪狩です浮所は～ … 以上です」
浮所「御紹介に預かりました、浮所です！突然ですが、僕は会長には那須さんがぴったりだと思います！」

ザワザワとし出す会場。
責任者の猪狩もかなり動揺している

音城「あの人何を言ってるの？」
織山「こんな事ってあるんだ…」

そして浮所が更に口を開く。

浮所「那須くんはライバルである僕にも優しくしてくれた、誰にでも優しくできる素敵な人でしたぜひ彼を会長にしてください！」

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そんな波乱の討論会から一夜明け、
昇降口には「当選那須雄登」の文字。副会長は浮所飛貴と端に記載されている。
それを見つめる満足そうな浮所と音城。

音城「これで良かったの？」
浮所「生徒会室は使いたいけど会長にはなりたくないからね」
音城「あんたこれバレたらほんとに…笑」
浮所「おとちゃんメイク用品奢るから～…ね？」
音城「わかってるじゃない♪」

そんな会話などこの2人以外つゆ知らず、また新たな日常がやってくるのであった…