*10【同居の始まり】 ページ11
目が覚めた、ふかふかのベッドの上で。
______えっと、ここはどこ?
周りを見渡すと、白い壁紙で統一されている、ある程度広い部屋だった。
部屋にある開けられた窓からは、明るい光が差し込み、暖かい風が流れ込んでいる。
あー、
____思い出してきた。
昨日、死神さんが私を
死神の世界では、驚かなかったターゲットには3つの願いを叶えてから殺すというルールがあるらしく、私は親から離れたいと願った。
死神はターゲットを殺すまでその人から離れちゃダメだから、一緒に暮らす事になったんだよね…
そうして今の状況である。
この世には本当に死神が居るんだなと改めて実感した。
「起きた〜?」
「あ、死神さん」
色々考えていたら、ドアから死神さんが入ってきた。
「おはよ!
起きて早々悪いんだけどさー、朝飯作ってくれない?」
「おはよう…って、作っててくれなかったの?」
時計を見れば、朝の11時を指している。
「いや〜寝てた!」
「...めんどくさがり。」
「ふっ、よく言われるよ。」
私は仕方なく、まだボーッとする頭でキッチンを探しに行った。
「あーそっちトイレがある方だよ!」
「え?」
「キッチンは左向いたらあるでしょ!」
「あぁほんとだ。」
「君、もしかして天然ちゃん?」
「...うっさい。」
こうして、私と死神の不思議な同居生活が始まった。
48人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぺぽん(プロフ) - 翠さん» ありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです☺️ (8月25日 1時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
翠(プロフ) - イベント参加ありがとうございますっ!すごく面白く、サクサクよめてしまいました。フォローと評価失礼します。 (8月25日 0時) (レス) @page1 id: 61ad33c328 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - のあさん» ありがとうございます!もっと面白い作品が作れるように努力したいと思います💪 (6月18日 12時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - ぺぽんさん» イベント参加、改めてありがとうございます。評価・コメントをさせていただきました。作品に出てくる、登場人物はみんな素敵でとても面白かったです。あと26票で殿堂入り…!!頑張ってください! (6月18日 12時) (レス) id: ed5fd984f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぽん(プロフ) - のあさん» 読んでもらえるだけでもありがたいです!少しでも面白いと思ってもらえたら幸いです。 (6月18日 11時) (レス) id: 83a944f022 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぺぽん | 作成日時:2021年4月30日 15時