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俺の時間が少ない事は
俺も瑞稀もわかっていた
最後に瑞稀が見せてくれた笑顔、涙
この数日俺がした事が正しいか、なんて
わかんないけど多分間違ってはいないだろう
あれだけ無愛想な瑞稀が
俺のために泣いて笑顔を向けてくれて
俺にとって最高の最後だったな
なんて、意識が遠くなるって言うのかな
身体が凄く軽くて ふわーって
まじで自分が綿菓子にでもなったんじゃないかってくらい
目の前が真っ白になって、瑞稀の姿が完全に見えなくなった
それからどれくらい経ったのか、
一本の光が差す方へずっと歩いてる気がする
その光が大きくなるにつれて、
鬱陶しいくらいの機械音が耳に届く
その機械音を頼りに足を進めると
目が痛いくらいの光に包まれ、
次に体の倦怠感、頭からつま先へ刺すような激痛
なんなんだ、これは
地獄落かよ、勘弁してよ
針山？マグマ？
なんて目の前の光景に恐れながらも重い瞼を開けると
... そこには何も変哲もない真っ白な世界だった
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評価の件でのご協力ありがとうございました
今のところ偶にの低評価で
協力のおかげでなんとかマイナス評価は免れました
引き続き御愛読宜しく御願い致します
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作者名：a, | 作成日時：2019年9月22日 2時
