あさは恒例の？ ページ3
・
稽古場の廊下で見かけたちいさな背中。
「A」
呼びかけるとすぐに振り返って、
くるんと巻いて高めにひとつにくくった髪を揺らしながら、
迫ってくる。
うん、これはやばい。
迫ってくる勢いは可愛くないこが勢いよく俺の胸に飛び込んでくる。
「もー、あぶないから、」
見事にしっかり抱きとめたAの身体は
きっとはたから見たら完全にコアラ状態。
「湧ちゃん見つけたら、ぎゅーしたくなるしいつも受け止めてくれるもん」
なんて言われちゃったら男は誰でもニヤけると思う。
「湧ちゃんなんか嬉しそう。」
なんてにこにこしてくるから言葉を発さずにぎゅっと力を加えてみる。
「あー！！わく俺のAとんないで！！」
なんて朝からでっかい声が特徴のやつの声が廊下に響きわたる。
「颯太おはよう。」「そたくんおはよ！」
「Aおはよ！今日もかわいいね！あ、湧もおはよ！」
「俺はついでかよ！」
違うよなんてつぶやきながらも颯太の顔は完全にA
に向いててAの頭に手を乗せてる。
「そたくんもわくちゃんも今日も頑張ろうねー」
って天使が笑うから俺らも笑顔になる。
少年忍者は今日も平和です。
⦿ 朝のルーティーンはなんですか？？
元木「会って1番にAとハグすること。俺とAだけの恒例朝のルーティンです！」
雛姫「わくちゃんとぎゅーすることです。朝はわくちゃんとぎゅーしないと目覚めません！いつも受け止めてくれてありがとう！」
@a_
わくひなのルーティンかわいすぎか！！
@b_
それの恒例ルーティンを乗っ取ろうとする織山が独占欲丸出し笑
@c_
わくひなもいいけどうっちーと黒ちゃんのAに会ってすぐにかわいいって言うことも案件じゃない？；；
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 677人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にゃん | 作成日時：2023年2月5日 3時
