きゅっと結んで、スキ

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吉野くんは家まで送ってくれた








「A？」




『お、お母さん……?!』




母「門限を過ぎたのに帰ってこないから心配したのよ?!」




『ごめんなさいっ…』




母「男の子と一緒なんて聞いてないわ！
あなたはAのなんなの？」




『やめてよ。お母さん！』





私吉野くんに迷惑かけたくないよ…



すると吉野くんは勢い良く頭を下げた




北人「···············っ、··········あ『吉野くんはっ！

ここまで私の事送ってくれたんだよっ

それに……吉野くんは耳が聞こえなくて話せないのっ！』




母「そう…ごめんなさいね
A家の中入るわよ！」






吉野くん、さっき何か言いかけた気がする



なのに私は遮っちゃった




なんて言おうとしたんだろう……







母「もうあの子に会っちゃダメよ携帯も預かっておくわ」


『そんな……』

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