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Severus side
歩き難い、この一言に尽きる。
だが不思議と嫌では無かった。
？「これはこれは…セブルス」
扉を開けようとした時不意に名前を呼ばれ、振り返ると知った顔がいた。
セ「ルシウス」
ルシウスの目はAを捉えていた。
ル「随分と可愛らしいお嬢さんだ、お名前は？」
セ「…Aだ」
ルシウスは獲物を見るかのような目をし、不気味な笑みを浮かべていた。
姓はあえて言わなかった。
もし此処でAがサラザールの末裔と知ったら…未来が見える。
だがルシウスは早くもAに興味を示したようだった。
？「父上、終わりました」
ルシウスの目線は扉へと向けられた。
ル「此方はホグワーツ教員スネイプ先生とその連れAだ」
ド「ドラコです」
『よろしくね、ドラコ』
Aが微笑むと、ドラコは少し顔を赤らめた。
？「なぁドラコ、待っててくれてもいいじゃん」
ド「遅いぞ。エイジ」
『___エイジ、』
勢いよく振り向き、Aは息を飲んだ。
『___！？』 エ「…え、」
驚いた顔で立ちすくむ2人。
ル「…知り合いか？」
『___初めまして、Aです』
エ「………エイジ」
2人はじっと見つめ合っている。
ド「もしかしてエイジ、一目惚れか？」
エ「___な訳ないだろ。ただ…」
えいちゃんは口を噤んだ。
ド「ただ、なんだ？」
エ「…何にもねぇ。父上、行きましょう」
…この子はAと面識があるのか？
Aは何も言わずにただエイジをじっと見つめている。
ルシウスはAとエイジを交互に見て不敵な笑みを浮かべた。
ル「では我々はここで」
Aは軽くお辞儀をし、三人が見えなくなるまでその場を動かなかった。
セ「___エイジ・マルフォイと知り合いか？」
『…ちょっとね、』
あの異様な空気感は何だったのだろうか。
横を見るとAはまだ遠くを見ている。
不覚にもその横顔がとても儚く、綺麗に思えた。
___よく見ると目は
『ちょっと教授、そんなに見つめないでくださいよ。照れます』
Aは私の目を見て妖麗な笑みを浮かべた。
11歳の小娘の割には、言い回しも表情も大人びている気がする。
それはきっと母親譲りだろう。
『____教授、？』
セ「…我輩は此処で待っているから行って来い」
Aは頷いて店の中に入っていった。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
