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"15分後、我輩の部屋に来い"
そう言って教授は扉を閉めた。
『…本当に隣じゃん』
教授の部屋の隣にはもう１つ扉があった。
そっとドアノブを回すとモノトーンで統一された部屋が目に飛び込んだ。
『オシャレ、』
部屋に入った時、ふと鏡の中の自分に目が止まった。
『…え』
鏡の中の私はとても幼くなっていた。
『ホグワーツ入学って確か…11歳…まさか…』
_______
セ「遅い」
ノックし扉を開くと不機嫌そうな教授が立っていた。
『___まだ1分前』
セ「5分前行動を知らんのかね」
『…すみません』
私の謝罪なんて耳もくれず、煙突飛行粉を握る教授。
『…セブルス教授？あの…その粉で…ダイアゴン横丁に…ですか？』
セ「ご不満かね？」
『いや…その…』
セ「さっさとしろ」
圧に負けそっと手に粉を握り、ハリーの失敗を脳裏に浮かべる。
行先をはっきり言うのと…自信を持って…あとは…
セ「さっさとしろ」
『ダイアゴン横丁！』
その瞬間、緑色の炎に包まれ耳の奥がキーンとする。
___待って、失敗したかも
セ「おい」
目を開けると隣に教授がいた。
『やった、』
喜びを噛み締める私なんて目もくれず、教授は歩き出した。
逸れ無いように小走りで追いかけるも、教授の速度には追いつかない。
暫くして教授は私が遅れてる事に気が付き、少しだけ速度を落としてくれた。
肩で息をする私を見て少しだけ口角が上がる教授。
___このドS教師め
『…何処に向かってるんですか？』
セ「___銀行だ」
『グリンゴッツ！？』
セ「他にあるならお伺いしたいものだが」
グリンゴッツに着き、扉を潜ると映画で見た世界が広がっていた。
『___凄い』
教授はローブのポケットから鍵を取り出し小鬼に差し出した。
セ「A・スリザリンの金庫へ」
『…ん、？待って、教授、わたしお金無いですよ…？』
セ「サラザールの末裔が何をほざいているのかね？」
『___え？』
奥に通され、進むとトロッコが目の前に現れた。
セ「早く乗れ」
トロッコ…そっか…トロッコ…
セ「何をぐずぐずしているんだ」
別にジェットコースターは苦手では無い。
でも、このトロッコはあの富◯急のジェットコースターより格段にヤバい事を私は知っている。
___おのれ予備知識…何も知らない方が幸せだった
セ「早くしろ」
私は大きく息を吸い、教授の隣に座った。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
