35 ページ35
セ「___さっさと出ていけ」
『え〜？教授が呼んだくせに。授業のサボり場にさせてよ』
セ「我輩にメリットがない出ていけ」
『ケチ』
教授は鼻で笑い、私を部屋から追い出した。
既にサボり癖がついていた私は授業を変身術と魔法薬学以外ほぼ出ていなかった。
ロ「…まったく悪夢みたいなヤツさ」
廊下を歩いていると、ロン、ハリー、そらが前から歩いてきた。
と、その後ろから涙ぐんだハーマイオニーがハリー達を追い越し、私にも気付かずに横を通り過ぎた。
ごめん、ハーマイオニー。
追いたいけど、イベントを潰すわけにはいかない。
そこで3人の友情が出来るから。
___でも少しだけ、
『ロン、友達にその言い方はないでしょ』
すれ違いざまに呟いた。
驚いてロンが振り返る。
ロ「__君もハーマイオニーの味方なの？」
『私は誰の味方でもない、ただ友人が悪魔呼ばれされているのが癇に障った。そらならわかるよね？』
そらは黙って頷いた。
ハリー「___行こ」
あのハーマイオニーが授業を出ていないと風の噂で聞いた。
___やっぱりロン達は動かないか、
図書館で時間潰し、ハロウィンのご馳走を食べに大広間へ向かう。
包帯をローブのポケットに忍ばして。
ド「あ、Aこっち！」
ドラコの隣に座る。
えいちゃんは相変わらずそっぽを向いたままだ。
パ「スネイプと話せたみたいだね」
『…分かるの？』
驚きドラコを見ると笑われた。
ド「顔に出てる」
暫くしてテーブルにご馳走が現れた。
パ「貴方…いくらなんでも口に詰めすぎよ」
『___腹が減っては戦は出来ぬ、ってやつよ』
教師陣にクィレルはいない。
間違いなくこれから…
バンっと大きな音がし、大広間の扉が開いた。
クィレルが大広間を全力疾走している。
ク「トロールが…地下室に…お知らせしなくてはと思って」
喘ぎ喘ぎそう言い、気を失った。
____とんだ演技力だ
自分で放った癖によくもまぁ…
倒れたクィレルを見て大広間は大混乱。
『___ごめん、行ってくる』
えいちゃんの視線とパンジーとドラコの呼び止める声が聞こえたが、グリフィンドールの席へ向かった。
『ハリー、ロン、そら！ハーマイオニーは！？』
3人はハッとした顔をして顔を見合わせた。
___よし、これで良い
私は急いで女子トイレへと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
