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そらが話を聞いてくれて、なんだか少し気持ちが軽くなった気がした。
『____二重スパイか』
時が来たら私は動かなくちゃいけない。
『ダンブルドアにもそろそろ話さないと』
セ「何をだ」
驚いて後ろを振り向くと教授が立っていた。
セ「____二重スパイとは何かね？」
____しまった、完全に油断してた
『えっと…その、何もないです、じゃ！』
セ「
『ひｯ』
セ「我輩から逃げるのは100年早い」
私はそのまま首根っこを掴まれ、教授の部屋へと連行された。
セ「座れ」
教授に促されて渋々と座る。
____久々に教授の部屋入った
セ「まずは昨日の質問のことだが…」
『あ…それはもう良いんです』
____もう少しだけ夢見させてください教授
教授は少し考え込み、頷いた。
セ「そして二重スパイとは何かね？」
話したくないって言っても開心術で見られるくらいなら自分から話した方が早い。
___それに勘の良い教授なら、
『___左腕見せてください』
教授は驚いた表情を浮かべ、左腕を触った。
セ「___なぜ我輩の腕を？」
『関係あるからです』
全てを悟ったのか教授は困惑した表情を私に向けた。
セ「貴様…まさか…」
私の目を見て、覚悟を決めたのか左腕を突き出した。
教授の袖をあげると闇の印が露わになった。
セ「まさかとは思うが…」
『そのまさかです、教授』
セ「これがどういう印なのか分かってるのか！？何故だ！？」
『___闇の帝王側につく、でもダンブルドアに忠誠を誓う』
セ「どうしてまた…」
『きっと怪我は絶えないし、これからも沢山心配かけちゃいます___でも私、死ぬ気ないので』
セ「___死なれたら困る」
『それと…教授も実は二重スパイだとか？』
教授の眉がピクリと上がった。
セ「___何処でそれを？」
『勘です』
嘘です、原作で読みました。
セ「…ぬかせ」
教授は左腕を見て溜息をついた。
セ「___貴様は鼠のように嗅ぎ回るのが得意なようだ」
『褒め言葉ですか？』
セ「皮肉だ」
私達の間に沈黙が流れた。
セ「___本当にするのか」
『はい』
___怖い、でもやるしかない
『教授がいるから大丈夫』
セ「…戯言を」
まだ納得し切ってない表情だが、渋々頷いた。
セ「ダンブルドアの差し金だろうがお前が1人でどうにか出来る相手ではない。だから無理はするな」
『___分かってる』
セ「破れぬ誓いしておくか？」
『遠慮しときます』
教授の口角がほんの少しだけ上がったような気がした。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
