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ハ「A！」
ハーマイオニーが私に気付き、席を空けてくれた。
『おはよ〜、今日此処で食べて良い？』
ロ「勿論だよ！」
ハ「手首大丈夫？」
『うん、だいぶ良くなった！』
ハーマイオニーはホッとした表情を浮かべた。
ハリー「ねぇ！聞いて欲しい話があるんだ！」
そ「俺達の冒険話」
___そうか、昨日はハリー達にとって大冒険の日か
ハリーがシーカーに選ばれた事。
ドラコに決闘を仕掛けられてはめられた事。
フィルチが来て逃げ込んだ先に３つの頭がある犬に出会った事。
その犬が扉を守っていた事。
ハグリッドがグリンゴッツから盗まれる前に何かを取った事。
それがホグワーツに移されたのではないかと意気揚々に４人は話した。
『その冒険は3人で？』
そ「俺もだよ」
____そらも、か
そらもこの物語の主人公になったのか。
『そっか』
バサバサと音がし、いつものように大広間に梟の群れが飛んできた。
ハリー「___？」
ハリーの前に細長い包みと手紙が落とされた。
ロ「開けてみなよ」
ハリーは困惑した表情で包みを開けた。
ハリー「____え、！？ニンバス2000だって！僕触ったことさえないよ」
ロンとそらが羨ましそうに唸る。
チラリと横目で教授を見ると遠くを見つめていた。
あんな表情の教授は初めてだった。
そ「___そういえば昨晩スネイプにAの事を聞かれた」
私の視線の先にいる教授を見ながらそらが口を開いた。
『…そらも？』
そ「その後医務室に向かった所も見た」
____教授
そらは浮かない表情を浮かべた私の手を取った。
そ「外行こっか」
『___うん』
_____
Severus side
目覚めてからも、昨日のAの泣き声が耳から離れなかった。
気持ちは伝えずとも何か方法があったのではないか。
リリーは許してくれるのだろうか。
ダ「元気がないようじゃな、セブルス」
セ「____いえ」
ふとグリィンドールの席へ目を向けるとAがスカイウィーズリーとこそこそ話していた。
そしてウィーズリーがAの手を取り、大広間を去っていった。
ダ「___セブルス、昔は昔、今は今じゃよ」
私の視線の先を見据えて校長が言った。
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チキン(プロフ) - いなさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(*´-`)今後も続いていくので是非見守って頂けると嬉しいです！ (2019年7月14日 10時) (
レス) id: 35a9e5ba09 (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 最高の組み合わせです！！！私も同じくハリーポッターとアバンティーズが好きなんです♪ (2019年7月14日 10時) (レス) id: 07d4747a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チキン | 作成日時：2019年6月27日 11時
