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高専へとんぼ返りして、速攻五条先生を捕まえて話を聞く
「先生、なんで俺を石蒜先輩のところに行かせたんですか」
「ねね、どっちがいいと思う？
まあ僕は両方食べるつもりなんだけどね！」
「クソが………」
スイーツのメニュー表なんか見せてきやがって。
…引く訳にはいかない
急いで帰ってきたので、髪を伝って雨水が垂れてきた
それだけでストレス値が上がりそうだ
「もう一度聞きます、
津美紀と面識のある石蒜先輩に、
弟の俺を向かわせたのはなんでですか」
食い下がる俺を見て、五条先生は一瞬黙った
そしてパッと笑うと
「別に深い意味はないかなー！」
「さようなら」
もうダメだ
早々にくるりと踵を返した
さっき五条先生を理解する方が無理だと公言していたのはどこの誰だ、俺だ。
ったく、俺の周りの大人って………
ストレス値が急上昇、ため息をつきさっさと歩き出す
「まあまあ焦るなよ恵」
「さようなら」
「恵〜許してヒヤシンス〜」
謝る気ゼロだろ。ついてくるな。
口に出さないけど心の中で毒づいた
満足したのか今度こそ口を割る気になったらしい
「早い話が僕繋がりだよ、津美紀とAの面識は」
「………」
「………話せば長くなるんだ」
「教えてください」
なんでそんなに躊躇ってるんだ
尋問するような俺の目線をひょいと躱し、今度は五条先生が手を振ってどこかへ行こうとする
「自分で聞いてよ恵〜、僕はそんなに暇じゃないよ」
「その目隠し取って鏡に言えよそれ……」
「グッドルッキングガイしか映らないけど」
「話を逸らすな」
…なんとなく石蒜先輩を彷彿とさせる態度だ
あーダメだ、イライラしてきた、あの先輩も先輩だ
最後に意味深なこといいやがって……
「……知りたいなら本人の口を割らせてみなよ、恵」
「…………」
「僕ですら無理だったからさ」
…津美紀、石蒜先輩、五条先生
色んなものが脳の中で交差して俺を悩ませる
それを見かねたのか、先生は頬を掻きながら言った
「……あんまり行かない方がいいね、正気じゃない」
「………わかってます」
ちっ、と舌打ちをしてその場を去った
………あまり気は乗らないが
先輩について、調べてみるか
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ヤマダ電機(プロフ) - らいさん» コメントありがとうございます…！励みになります！更新遅くて申し訳ありません、頑張ります！ (2023年1月11日 11時) (
レス) id: 58f28b0e41 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 作品読ませていただきました！最初の方だけでもう面白いです！続き気になります！更新頑張ってください！！ (2022年11月21日 4時) (レス) @page13 id: 58c2d9b1cc (このIDを非表示/違反報告)
ヤマダ電機 - 吹雪さん» うわああありがとうございます✨更新遅くてすいません…(；；)頑張ります！ (2022年8月28日 19時) (レス) id: 10da44ce08 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 他の作品から面白そうと飛んできました！まだ少ししかみてないけど、面白い作品になると思います！更新頑張ってください！ (2022年8月21日 11時) (レス) @page10 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマダ電機 | 作成日時：2022年5月28日 21時
