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人が来ないことを 良いことに 何度も 叩いてくる先輩。
…もう 、 なんでもいいや。
大貴にそんな風に 思われていたなんて 、
わたし 、 大貴のことが わからなくなっちゃった。
〈 ……ねぇ 、 先輩たち？
一体そこで 何してんの 〉
どうにでもなればいいって 目を瞑った瞬間だった。
グィッと腕を引かれて 誰かの胸に抱きしめられたのは。
〔 ………あの時の 、 〕
〈 大人数で寄ってたかって 、 バカみたい。
…なんなら 、 大ちゃんのこと呼んで来ようか？
そうしてって 頼まれでもしたの？ 〉
〔 …呼びたいなら呼べば？
言ったことは全部 大貴が言ってたことだから 、
別に構わないわよ 〕
〈 ……ふーん 、 そう。
じゃあ大ちゃんに言っといてくれる？
二度と Aに関わるなって。
あんたら先輩たちも 、 次こんなことしてるの見たら 、
俺が 先輩たちのこと 殴っちゃうよ？ 〉
…顔は見えなかったけど 、 匂いも声も山田くんで。
でも いつもの 山田くんとは 違う 、
怒っていて 低い声の山田くん。
〔 部外者は黙っててよっ！ 〕
〈 …はぁ？ 自分で何言ってるかわかってんの 〉
ガッて 胸倉を山田くんが掴んだ瞬間だった。
今まで あれこれと言っていた先輩たちが 静かになって 、
〈 …これくらいでビビるなら 、 始めから 喧嘩売って
来ないでくれるかな？ 〉
そう山田くんが一言呟けば 逃げるようにして 、
先輩たちは 行ってしまった。
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい ｺ ﾒ ﾝ ﾄ させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (
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作者名：愛 琉 . | 作成日時：2019年9月13日 14時
