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それから望はどんどん彼女を好きになった
もちろん、それをジャニーズWEST全員知った上で
付き合うとか、そういう事の話も皆でした
けど、結果は凄く凄く残酷な物だった
「 俺、振られた 」
半年くらい経ってから、望は泣きながら俺にそう言った
まだ半年やし早すぎたんやない?
そう言うたら
ちゃう、俺告ってないねん。
「 どういう事やそれ 」
「 あんな、Aちゃん .. 」
耳を疑った
____ シゲの事気になるって
胸が締め付けられた
自分の大好きなメンバーが振られた理由が自分にある
これ程苦しい物は無かった
それでも望は大人やった
「 俺、Aちゃんに幸せになって欲しいねん。この先ほんまにシゲの事好きになっても、違っても、どっちでもええと思ってる
もし、もしや。Aちゃんがシゲにほんまに惚れて、シゲもAちゃんに惚れたら .. 絶対俺に遠慮なんかするなよ! 」
涙でグシャグシャな癖に
俺を指さして
満面の笑みで言った
そん時は全然そういう気持ちが無い俺やったけど
「 おん。絶対、絶対や。 」
望の為にも約束をした
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作者名:@。 | 作成日時:2019年2月17日 22時