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# 16 ページ17

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それから望はどんどん彼女を好きになった

もちろん、それをジャニーズWEST全員知った上で

付き合うとか、そういう事の話も皆でした




けど、結果は凄く凄く残酷な物だった




「 俺、振られた 」




半年くらい経ってから、望は泣きながら俺にそう言った

まだ半年やし早すぎたんやない?

そう言うたら

ちゃう、俺告ってないねん。




「 どういう事やそれ 」


「 あんな、Aちゃん .. 」




耳を疑った




____ シゲの事気になるって




胸が締め付けられた

自分の大好きなメンバーが振られた理由が自分にある

これ程苦しい物は無かった




それでも望は大人やった




「 俺、Aちゃんに幸せになって欲しいねん。この先ほんまにシゲの事好きになっても、違っても、どっちでもええと思ってる

もし、もしや。Aちゃんがシゲにほんまに惚れて、シゲもAちゃんに惚れたら .. 絶対俺に遠慮なんかするなよ! 」




涙でグシャグシャな癖に

俺を指さして

満面の笑みで言った




そん時は全然そういう気持ちが無い俺やったけど




「 おん。絶対、絶対や。 」




望の為にも約束をした

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作者名:@。 | 作成日時:2019年2月17日 22時

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