【まふまふ】【そらる】【天月】3人の弟とお姉ちゃん 完結編

3人の歌い手とお姉ちゃん ページ18

真冬side



『そらるさーーーーん』




「何？」





あれから13年後



そらるさんは26歳になって、僕は25歳になった



それからこのシェアハウスの皆は歌い手をはじめて、一気に人気になっていた






『そらるさん、もしお姉ちゃんが今日帰ってくるっていったら？』




すると即座にさっきパソコンを椅子に座って見つめていたが、ｶﾞﾀｯと立ち上がった





するとベッドに座っていた僕のかたをつかみ、揺らした




「まじで！？ほんと！？」




『い、いや、た、例えばの話ですけど……』




「……ﾁｯ、」




するといつもの真顔に戻り、舌打ちをして、椅子に戻った




すると




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ




今ここには天月くんとそらるさんと僕しかいない






天月くんが出てくれるだろうと無視していたけど






「えええええええ！？！？！？！？」






ん？うるさいなー、




僕は階段を降りて、玄関に向かうと









「あ、真冬！久しぶり！元気にしてた？」
　








『……へ？』







すると目の前には、髪も延びて、大人っぽい顔立ちの








『お姉、ちゃん？……』






僕はうるうると目が赤くなるのがわかる






「そう！如月A！正真正銘のお姉ちゃんです！」
　



と、ﾋﾞｼｯと警察官のポーズを決めた






「まふー、MIXのことで相談がー……って、」





「あ！彼方！彼方もイケメンになったね！」





そらるさんも突然のことに目を見開いた





「え？……姉さん、なんで？……」





『ごめん、取り合えず中にいれて？暑いからw』





「あ、ごめん！」




天月君はすぐさまお姉ちゃんを中にいれた




ーリビングー


リビングのテーブルで向かい合っている



僕はお姉ちゃんの隣に座り、その相席にはそらるさんと天月君




『まず、皆、久しぶり！元気にしてた？




私ね、今海外でシェフやってるんだけど、二日間の休暇が入って、お泊まりに来ちゃいました！』




すると、僕たちは目を輝かせて




「ほんと！？」と、驚いた




『ほんとほんと！みんなも大きくなったねー！真冬身長何cm？』




「え？、170後半ぐらい……」





「たかっ！私159なのに……」





「いや逆にそれは低すぎ」




と、そらるさんが突っ込む




『あ、そうそう、









今は、幸せ、ですか？』





その言葉に皆も頬が緩んで、



「勿論」「幸せ！」と、そらるさんと翔大は返事をした





勿論僕も『うん！』と、元気よく頷いた

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←あとがき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す