ひねくれ男女【まふまふ】

10.いや草 ページ10

「ほほーん、あんの美少女が犯人だったと」





『……すぐに解決するなんて……つまんねぇな！！』





「逆にすぐに解決しなかったらもっともっと悪いことされたかもなんだよ？そこんとこ理解しな？ゴリラちゃん」





『ふぁっきゅ』






あれから昼休み、私たちは先程修羅場だった屋上でお弁当を口にしていた。





まぁ、そこで敬意を話したりラジバンダリ……と、早く進む物事に驚いたりもした。







「……まぁ、僕はゴリラちゃんのことなんてどうでもいいんだけど？」




『は〜？さっき“Aは馬鹿にしていい人じゃない！”とか、“君にAの何がわかるの”……とかいってたじゃん？』




「〜〜〜〜っ……！！」





「えぇ！？なにそれ！？さすが相川！！」





「……ちょ！あのねぇ！……」





私はにやにやしながらそう答えると、真冬は顔を真っ赤にして反論しだす。





……いやぁー、滑稽滑稽。……あれ、滑稽って馬鹿馬鹿しいって意味であってるよな？？









「…相川って、意外とツンデレだよな」




「い、“意外と”ってなに意外とって！……」




『……昔は“Aちゃぁぁぁん！！”とかいってすぐだきついt……』




「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！」






真冬は私と棗に総攻撃を受け、顔を真っ赤にし続けて涙目になり始める。





……うっわ超おもしれぇ(笑)






「と、に、か、く！勝手な行動はしないこと！」





『血○板ちゃんかな？』





「いや草」






今日の名言





＿人人人人人＿
＞ いや草 ＜
￣Y^Y^Y^Y￣

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