35.話し合い ページ35
「……そ、それは、……」
『……あっ！む、無理に言わなくていいよ！相川さんにも隠し事の一つや二つあるはずだし……』
すると相川さんは震えた声を出して、そう躊躇するかのような言葉にする。
私はなんだか罪悪感に苛まれて、直ぐに否定的に入った。
.
.
「……そ、その、……認めてほしかった、っていうか、愛されたかったから。」
『…………え？』
相川さんは顔をあげて、ほんのり頬を赤らめて、目をそらす。
「……わ、笑っちゃうよね。いっつも作り笑いして、こんなことしても、心から愛してくれる人なんて居ないのに」
すると相川さんは自嘲的な笑みをこぼす。
その顔を見ると、なんだか痛々しい気分になった。
私は息を吸って、精一杯の言葉を相川さんに届けようと口を開いた。
『……そ、そんなことない！あ、相川さんこんなに頑張ってるじゃん！
相川さんの成績がいいのも、
相川さんが音楽好きなのも、
相川さんが周りから厚い信頼を受けてるのも、
いままで相川さんが努力した証じゃん！』
私はガタッと立ち上がり、相川さんの手をとって、ぎゅっと握る。
その手は少し自分よりは大きくて、色白くて、でも、まだ少し心配で。
相川さんは目を丸くして、私の顔を見つめる。
『……って！違う違う！こんなこと言いたいんじゃなくて！……』
私は顔が真っ赤になり、パッとすぐに手を離す。
あぁもう、取り乱した！！
『……そ、その、ごめん！』
腰を曲げ、相川さんに頭を下げる。
「………………え、え？」
相川さんは混乱しているのか、それとも怖かったのか、震えた弱々しい声を放つ。
私は下げた顔をあげて、説明しようと口を開いた。
『…………私、今日ずっと相川さんに嫌われたんじゃないかって、その、“石崎さん”っていってたし……』
気まずい雰囲気の中、私は本音を伝える。
「……そ、そんな、僕の方こそだよ。冷たくしちゃってごめん。」
相川さんはそう謝ると、シュンと寂しそうにして俯く。
私は一旦座り、相川さんを真剣に見つめた。
『……なんでそんなことしたの？』
やっぱり、彼方先輩とのキスのせいだろうか
そう私が問い掛けると、相川さんは、
.
.
.
「……だって、だってぇ！…うっ、…胸がチクッて、ズキッてして痛かったんだもん！……」
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2019年9月24日 17時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！その後話もっと読みたい！ 終わって欲しくない(´；ω；｀)あとそらるさん（彼方先輩）今は夢主ちゃんのこと、どう思ってるんだろう…?とても気になる…!! (2019年8月24日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» できれば気づかないでほしかったぞwwww違うよ、やのんはいじる役だよ((((((((( (2019年4月1日 22時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(主にDS)(プロフ) - やのさん» ごめんなー(棒)ちょっと嬉しい気持ちがあったんだわ(^^)恥ずかしいんだね〜一生使えるネタが出来たw(嘘です)やのんは、いじられ役だね(( (2019年4月1日 22時) (レス) id: 1e511e327c (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» 毎度のごとく長文のコメントありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！( ；∀；)うん！更新頑張るね！ちょっwwwほめてくれるのはうれしいけど、恥ずかしいからそこには触れないでwwww (2019年4月1日 22時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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