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『ちょっと待って私のことはかまってェェェ!!!』
『大砲うてェェェ!!』
『このクソ女ァァァァァァ!!!
私の事殺す気かバカヤロォォ!!』
『Aと心中も悪くなか!』
『ふざけんなお前マジでぶち殺すぞ毛玉アアア!!!』
しかし結局、諸共大砲を撃ち込まれ砂蟲はその痛みからか砂の中へと逃げようとする
その間に坂本は一緒に砂の中へと呑み込まれ始め、宙に投げ出されたAもそのまま落ちるしかないためいずれも呑み込まれてしまうだろう
『辰馬ァァァ!!!!』
落ちていく中Aは坂本へと手を伸ばしました
その顔は必死で、まるで
"こんな所でお前を死なせてたまるか"
そう言っているようにも見えました
だからそれを見た坂本もすぐにAへと手を伸ばしました
そして二人はそのまま砂の中へと呑み込まれる
快援隊の者たちは坂本を救うためにもう一度大砲を撃ち込めと言ったが、その大砲の砲口に一本の木刀が刺さった
『こんなモンぶちこむからビビって潜っちまうんだろーが。
奴さんが寝てたの起こしたのは俺達だぜ。
大義を通す前にマナーを通せマナーを』
『銀さん!!銀さんAさんが!!』
『分かってらァ。
辰馬ァてめー星すくうとかデケー事吐いてたくせにこれで終わりか!?
昔からテメーは口だけだ…俺を見ろ俺を。
あと勝手に俺のAと心中するんじゃねぇクソ毛玉ァァァァァァ!!!』
銀時は、なんの躊躇いもなく砂の中へと飛び込んだ
坂本は、沈みゆく中であの双子に見送られて戦地を去る時のことを思い出しました
─俺ァのんびり
地べた落っこちまった流れ星でも釣りあげてもっぺん
─じゃあ私はそれをもっかい叩き落とすわ─
─Aちゃーん、お兄ちゃんがリリースした星叩き落とすのやめてー。
じゃあそれもっぺんリリースすっぞ─
まるで走馬灯のように脳裏を駆けめぐる記憶に坂本は思いました
"まったく、何を考えちょるんだかわからん双子よ"
"じゃがお前らがいたからわしゃ
"銀時が地上に残ってくれたからわしゃ後ろを振り返らずに走ってこれたんじゃ"
"Aが
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江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗さま!毎度ながらありがとうございます!頑張りやす!!! (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!続編で来ましたので行ってらっしゃい! (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 今回も、面白かったです!!体に気を付けて、無理せず頑張って下さいね!!!いつも楽しみにしていますよ!!!!! (2020年6月29日 21時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - あぁ、、好き……ずっと楽しみに待ってます!! (2020年6月26日 0時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗様、いつもコメントありがとうございます!ゆっくりですけど頑張りますね! (2020年6月24日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月8日 12時