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Aは頭を抱え、坂本は舵はどこ?と言い出し船はどこかの星に落ちかけ始め、てんやわんや
新八が舵を見つけ動かそうとするも、全くビクともしない
『ボク、でかした。あとはワシに任せ…うェぶ!』
『え、辰馬酔い止めは……?』
『ギャー!!こっちくんな!!
アンタ船好きじゃなかったの!?
思い切り船酔いしてんじゃないスか!!』
『イヤ船は好きじゃけれども船に弱くての〜うぷっ。
よ、酔い止めば忘れたきに』
『何その複雑な愛憎模様!?』
『なんで私の周りバカしかいないんだ!!』
嘆く間に銀時と神楽、新八が舵の取り合いを始めた
『オウオウ!素人がそんなモンさわっちゃいかんぜよ。
このパターンは三人でいがみ合ううちに舵がポッキリっちゅ〜パターンじゃ。
それだけは阻止せねばいかん!』
『マジお願い私こんなとこでしかもお前と死ぬとか無理』
『なんじゃA寂しいこと────ふぬを!!』
バキッ
瓦礫に躓いた坂本は前方にあった舵を咄嗟に掴むと…舵が折れた
『アッハッハッハッそーゆーパターンで来たか!
どうしようアッハッハッハッ』
『『『アッハッハッハッじゃねーよ!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!』』』
皆、心底から坂本に殺意を抱きました
▽▲▽▲▽
坂本はその時、昔に双子を
『はっ!!……ハハ、危ない危ない。
あまりにも暑いもんじゃけー昔のことが走馬灯のように駆けめぐりかけたぜよ。
何とか助かってのに危なか〜』
『助かっただァ?コレのどこが助かったってんだよ…』
『むしろ苦しんで死ぬ未来しか見えない……最悪だ……』
そこに広がるのは一面の砂
砂漠の星なのだろうか
『こんな一面ババアの肌みてーな星に不時着しちまってどうしろってんだ?
なんで太陽二個もあんだよ金玉かコノヤロー』
『じゃあどっかから棒もってこい。やるなら本格的に』
『Aさんあんたそんなこと言う人じゃなかったでしょォォ!!
暑さ!?暑さで頭やられてます!?』
Aたちはジリジリと肌を焼くような日差しの強い星に不時着してしまいました
生きていたことを喜ぶべきなのか、水もないのに汗ばかり吹き出し苦しむ未来に悲しむべきなのか、よくわかりません
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江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗さま!毎度ながらありがとうございます!頑張りやす!!! (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!続編で来ましたので行ってらっしゃい! (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 今回も、面白かったです!!体に気を付けて、無理せず頑張って下さいね!!!いつも楽しみにしていますよ!!!!! (2020年6月29日 21時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - あぁ、、好き……ずっと楽しみに待ってます!! (2020年6月26日 0時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗様、いつもコメントありがとうございます!ゆっくりですけど頑張りますね! (2020年6月24日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月8日 12時