【おそ松さん】Six same faces 〜6つ子と6つ娘の出会い〜

松野家へようこそ ページ24

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「…えーっと、とりあえず家、入ろっか」




チョロ松の一言で皆がぞろぞろと家へ入る。





「松野家へようこそ！お嬢さん♪」




先に玄関へと入ったおそ松が両手を広げて梅野姉妹を迎えるが一人、また一人と無視される。




「えー皆無視かよー。お兄ちゃん泣いちゃうよー？」

「誰がお兄ちゃんよ」




おそ松の嘆きに二美が鋭く突っ込む。




「あたし達の誰もあんたの事お兄ちゃんなんて思ってないから。ていうか、一緒に住む事になったとはいえ馴れ馴れしくしないでくれる？」




二美に触発されたようで三美も早口で捲し立てる。





「まぁまぁそんな怒んなって。可愛い顔が台無しだぞ？」

「…っ」




不意に褒められたのが恥ずかしかったのか、三美の顔がみるみる真っ赤になる。





「あーら三美ちゃん、顔真っ赤」

「ぅ…うるさい！」





ばしっ






「痛！え？！何で僕？！」

「ぁっごめ…じゃなくてあんたが隣に居るのが悪いんでしょ！」

「え…」




勢い余ってすぐ隣にいたチョロ松を叩いてしまう三美だが素直に謝ることはなかった。



「ねぇー、部屋まだなの？六美早く休みたいんだけど。そこイチャイチャしないでくれるー？」




「「イチャイチャしてないから！！！」」

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