【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ7)

今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:178,379 hit

56.城にてページ7

バタン

門が閉まりまだ外が騒がしいなかグルッぺン達一行は城へと向かう。城までは道があり、周りには使用人が並んでいる。

「「「「「お帰りなさいませ」」」」」

『(え、やば)』

gr「皆ご苦労、私が不在の中よく働いてくれた、感謝する」

「「「「「有り難きお言葉」」」」」

『(やっっば)』

os「では向かいましょう」

コツコツ

『(外ひろいなーそれにとっても綺麗)』

グルッぺンに抱えられて周りを見ながら進む中、Aはあるものを感じていた。

『(う〜ん、凄いなぁ〜メイド達の嫉妬)』

『(頭下げてるけど、ちらっと、目が会うと…うう、これから心配だな)』

ｷｭ

gr「どうかされましたか？(何かあったか？)」

『いいえ、ただ周りがとても凄いな！と思ってました！とても綺麗ですね！(メイド達の視線が凄いです)』

os「でしたら奥はもっとお楽しみ頂けると思いますよ(早く行こか)」

『そうなのですか！それはとても楽しみです！(お願いします)』

A達は城に入り更に進む、時折使用人達がすれ違いお辞儀をされる。

『(うっわ、綺麗〜それに高！広！まず廊下の幅から違う…)』

gr「ここからは幹部区域になります」

『(幹部、区域？)』ｺﾃﾝ

ｺﾂｺﾂ

ht「総統と幹部が主に使用する区域です」

『(つまり使用人も限られてると)』

os「これから1度リマ様のお部屋へ伺った後来賓室にて他の幹部がご挨拶させて頂きます」

『お部屋…』

os「はい、リマ様のお部屋ですよ」ﾆｺ

『(やった)』

os「楽しみにしててくださいね」

『はい！』

『(…結構進んでるのにも関わらず口調はそのまま…つまり何処かに人がいると…周り見てるけど分からないな〜ゾムさんだったりして！笑)』

何度か階段を上りしばらくすればほとんど人とすれ違わなくなった。