【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ28)

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77.チャレンジページ28

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『(ずっとお茶会と石鹸、シャンプー作り続きで休めない…)』

ケーキを食べても若干不機嫌なAを見かねてグルッぺンがある提案をする。

gr「なら、幹部区域から出てみるか？」

『！？え、いいんですか！？』

Aはこの3週間幹部区域から出たことがない。お茶会も場所は此方で行っていた。流石に幹部区域はあらかた見れたがまだ城全体すらも見ることが出来ていないのだ。

gr「どうやら、何度か挑戦していたみたいだかな」

ｸｸｸと笑うグルッぺンにAは少し膨れる。幹部区域の使用人とはもう既に仲良くなっているのだか他の使用人はまだ危ないだろうと皆が止めに入るのだ。

『(だって皆過保護すぎるんだもん)』

・・・少し遡って・・・

〜1回目〜

『(あ、あの先は幹部区域じゃないんだっけ…行ってみていいかな…)』

ｱﾝ､ﾏｰｻ「「！」」

ｱﾝ「リマ様、そちらは違いますよ」ﾆｺ
ﾏｰｻ「こちらでございますよ」ﾆｺ

『あの、行ってみても…』

ｱﾝ、ﾏｰｻ「「行けません」」

『はい…』

〜2回目〜

『(よし、今回は2人もいないし、チャンス！)』

sha「んあ、リマ様やん！」

((ﾋﾞｸ!『シャ、シャオロン様…』

kn「リマ様？」

((ﾋﾞｸ!!『(え、いつのまに後ろに)』

kn「何してはったんですか？」ﾆｺ

『(怖い、怖いよ)』
『な、なんでもない、です…』ﾌﾙﾌﾙ

kn「そうですか、では戻りましょか」
sha「もうすぐお昼なんで食堂やな」

『は、はい…(なんでいるの！)』

〜3回目〜

『(絶対に行ってやる、大丈夫、今回は皆の予定も把握してる、流石に幹部区域から出てみたい)』

･･･『(よし！記録更新！あと少し！)』

㌧㌧『ｯ』ﾋﾞｸ!

zm「どこ行こうとしてたん？」ﾆﾔ

『な、なんで(ふた…)』
ut「ん〜？なんでやと思う？」

『(う､まさか…)ちょ､ちょっとぐらい出てみたいです』

zm､ut「」ﾆｺ
『(お！まさか！い…)』

zm「ほい」
ﾋｮｲ『(え！ゾ…)』

ut「ほな、行こか〜」

『(う、何でよ〜！！)』

zm「〜♪」
『(随分と楽しそうですね！)』

〜4回目〜

『(ふー大丈夫今回は前とは違う場所、周りに何があるかも確認済み、行ける！)』

ｶﾞﾁｬ
sn「あれ、リマ様」
『(きた！)』

ht「あれ？どこ行こうとしてたんですか？」ﾆｺ
『(何で確実に2人いるかな！？)』

『そこの部屋に用があって…』

ni「へ〜あの部屋ね〜」
ﾎﾟﾝ『！？』ﾋﾞｸ!

『え、いつから(後ろに…)』

ni「それではリマ様？」ﾆｺ

『う、う〜』