皆集まれェェエエ！！自由な私達の（非）日常的学園物語！【オリジナル合作小説】

怒涛の人物展開【臨海林檎】 ページ32

鬼灯side

彩希と謎の青年が境界から出て来て少し。
ただいま、お帰り的なやり取りを交わしていると。


？「あのーすみません」


彩希が誰かに話しかけられた。

彩希「なんじゃ？小娘よ。」


ユリ「あ、始めまして。夜桜ユリです。それで、聞きたいことがあるんですが……」


どうやら早急の現象を見ていた模様。
動じない性格だな、と呑気に考察した。

彩希が端的な自己紹介をし、何を聞きたいか問う。


ユリ「その…黒いのって、何ですか？」


嗚呼、至極当然の疑問。どんな返答が返ってくるのか？


彩希「嗚呼、境界の…隙間の事か。」


だが、返ってきたのは予想していなかった事。


彩希ー全員「境界の…隙間？」


何故かぴったりと声が揃う。
超常現象の域だよこれは。

そしてその“隙間”についての説明が彩希からあり、見事に情報処理をしてみせたユリが綺麗にまとめた。

やはり動じない性格らしい。

彩希「嗚呼、そうである。」

彩希にもオッケーを貰ったユリが、礼を言ってからふと此方を向いた。

ユリ「へぇ、ありがとうございます。あの、そういえば他のひとの名前聞いてないのですけど、名前お伺いしてもいいですか？」

まあ、あちらが名乗ったのに我が名乗らないのはおかしいだろう。

先に白龍が自己紹介した。
然しながら嘘をついたのは宜しくないが。

後でまた聞いてみよう。

さて、どうしようか。
私も嘘をつくか？然しな…

迷った結果、もう晒す事にした。


鬼灯「ご機嫌麗しゅう、我は鬼灯いすゞと云う。普段は口調を作っているが、これが素だ。…？嗚呼、口調と姿が合っていないのについてはまた後で。」

慣れない物だ。

▶▷▶▷▶
長文すみません(汗)

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