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「これがあの日ノ本一と言われる美姫!!!」

「噂にたがわぬ美しさじゃ━━━!!」

「珱姫にも勝る美しさ!!」




静まり返っていた部屋がいきなり沸き立つのだからAはうるさい妖怪たちだ、と心の中で愚痴る

しかしその中でも一つだけ別の意味が含まれてるだろう視線があった
その視線の元へ目をやれば、白い着物を着た綺麗な女妖怪がAの全身を睨むように眺めていた

なんか、要らぬ嫉妬でも買っている気がするな




「どうじゃ、カラス」

「ま、まさかこれ程とは……
噂の一人歩きどころか噂以上……」

「じゃろう?」




だから、なぜお前が自慢げなのだ




「姉様!」

「珱」




笑顔を浮かべて私に駆け寄り抱きついてきた妹をしっかりと受け止める
珱よりも数センチ背の高い私を珱は見上げて嬉しそうに笑みを浮かべて見上げてくるので私も微笑む




「すみません、姉様。
妖様が外へ連れ出してくれると仰ってくださったので…」

「よい。気にするな。外は楽しいか?」

「はい!とても楽しゅうございます」

「そうか…」

「くく、おぬしらが揃うとまるで天国じゃな?」

「ならばそのまま天に召されればよかろう」

「つれんのう…」




しかしぬらりひょんの言う通りあまりにも美しいその姉妹は二人揃うだけで異質な存在感を放っていた
天女のように美しい姉と、花のように愛らしき妹
噂はあてにならないと思っていた者も多いだろうが今回ばかりは噂通り、もしくはそれ以上だった




「姉様、今この小さき妖たちに遊びを教わっていたのです!
姉様もやりましょう?」

「遊びか」

「そりゃいいな!A姫!一緒にやろうぜ!」

「…………納豆?」

「納豆小僧だぜ!」




どうりで納豆臭いわけか
なるほど




「ならば、どれ。やり方を教えておくれ、珱。
私もこういう遊びは知らなんだ」

「はい!これはですね………」




自分の下僕たちに混ざり遊びを始める姉妹姫にぬらりひょんは笑みを浮かべ、酒に手を付け始めたのだった











(という感じです!)

(要はあっちに向かって扇子投げれば良いのだな?)

(まぁ、そうですね!)

(珱姫もA姫も間違っちゃいねーけど雑すぎねぇ?)

求婚→←+++++



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カリディア(プロフ) - 最高です!続き楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年7月25日 21時) (レス) id: dddfdc4b55 (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 応援してます! (2019年7月17日 22時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ポケモンラブさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆりさんさん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 続き気になりすぎてやばいから更新お願いします! (2019年7月17日 16時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月6日 17時

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