GETだぜぃ ページ12
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「ねー鴉天狗」
「む？お帰りなさいませ、A様。
拙者になにか御用ですかな？」
「うん、あのさ私でも扱える木刀とかってない？」
「は……」
学校から帰ってきて、私はパタパタと鴉天狗に駆け寄りそんなことを言ってみると鴉天狗はキョトンとした顔をしていた
なんかマスコットキャラクターみたいで可愛いんですけど
「なぜ、木刀など？」
「え」
ないと腰がぶっちゃけ寂しいから…とか言えるわけない
てか普通に感覚取り戻したいから…とか言えない
なんの感覚だとか言われる絶対
「ほ、ほら、前にいつだか逢魔ヶ刻？だか以降の時間に外に出るのは危ないよって言ってたじゃん。
それは要は私が弱いからってことじゃん？」
「ま、まぁ、そうですな」
「だから、ほら、強くなる為？
やっぱこのご時世自分の身くらい自分で守るべきじゃん！」
いやどんなご時世だ私ィィ！！
このご時世基本平和だよ！！
普通に強くなりたいだけでよかったのに！！
こういう時中身大人だと妙な言い訳まで引っ付けちまうよ！！
「……だ、ダメかな……エッ」
わざとらしく視線を逸らしながら言い訳を述べて私は恐る恐る目の前の黒い毛玉…
じゃなくて鴉天狗に目を向けるとなぜか涙目でうるうるしていた
いやなんでやねん
「A様ッ！！既にそこまでお考えとは！！
この鴉天狗感動致しました！！」
「え、あ、ハイ」
何に感動してるのこの子
「その心意気、とても素晴らしいです！
確か昔二代目が使っておられた童用の木刀はあったかと思います。
あとで持ってきましょう」
「マジか！ありがとう！」
「修業に関しては、そうですね……
二代目でも初代でもどちらでもよろしいと思いますよ？
本家にいる中ではやはりそのお二人がダントツでお強いですから」
「そっかぁ。後で突撃してみる」
「突撃ですか」
私の言葉に鴉天狗はクスリと笑い、では拙僧はその木刀を探しに行って参ります。と飛んで行った
そんなすぐに探しに行ってくれるとは
流石仕事が早いで有名な鴉天狗
「さてと……」
体を早く戻したいならお父さん辺りに手合わせしてもらうのが手っ取り早い
でもこの世界じゃ私は初めて木刀握る立場でなきゃいけないのだけども…
「……私演技とか無理だ」
銀時よりは100倍マシな演技だろうが(傍から言わせれば目くそ鼻くそ)
目敏いお父さんのことだ
かと言って馬鹿正直にやればあなたこんな強いわけ？となるのは必然
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ヒカル・ブラックウェル(プロフ) - 面白いです！もう家で声出して笑ってますw更新頑張ってください！ (2020年1月21日 8時) (
レス) id: a0f4c9fe9c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - さーちゃんさん» さーちゃん様、コメントありがとうございます！お気に召されたようで嬉しいです！どうぞこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年8月10日 19時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 面白い!ぬら孫大好きです！更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月10日 13時) (レス) id: 577dc20b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年8月8日 21時
