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CHERI E 121 ページ21








「ソユさんの行動を制限する訳では無いですよ
ほら、人間皆に行動の自由はありますから

だから別に男性の方とも話すのをやめろとか
私にも私達にも言う権利はありません

なのでどうぞ、お仕事そっちのけで
沢山の方とコミュニケーションを取ってください」




これが怒ってるのか怒ってないのか
そんなの長年一緒にいる俺でもわからない。

だってぬなは全くとと言っていい程
怒りと言う感情を見せたことがない。

あるとしてもあの時だけで
でもあれは俺に対する注意みたいなもの

だから、分からない。





「だけど、流石に傷は右に作った方がいいですよ

だって私は左利きであり両利きては無いです。
其れも下から上ではなく上から下にです。」

ソユ「ぁッ…」

「社長に言えば解雇
雑誌に売れば世間的バッシング
警察に言えば傷害罪で15年間の懲役
又は50万円以下の罰金(日本の憲法法)

人生転落ですねㅎㅎ」

ハル「A」

「だけど、雑誌には売ってもいいですけど

社長や警察に言えば即座にバレてしまいますよ?
ほら、証拠集めで監視カメラとか」

ソユ「ッ」






NJ「そういう事か」

TH「どういう事ですか?」

NJ「雑誌に売れば記者はそれを買う
だから変に疑いはしない

けど、社長や警察に言えば
その人が本当にやったのか証拠を集める。
一つだけの証拠品じゃ当てにならないから」

JN「裁きを受けるにも
それなりの証拠を持っておかないと
一つだけじゃどうにでもなるからね」



「確かにそのカッターは私のです。

でも、其れなら如何して
其れをソユさんが持っているのか疑問です。

普通なら其れはソユさんではなく
本来なら私が持ってるはずですよね?」

ソユ「落としてっいかれましたッ」

「随分ドジなんですねㅎㅎ
まるでソユさんみたいです」

ソユ「ッ」





HS「確かに可笑しいよね」

JM「確かに…」




「でも、折角根回ししたソユさんの証言さん達
これじゃ無駄になっちゃいますね」

ソユ「っへ」

「私はずっとここにいました。
来て2日たった頃はソユさんとは合わず
3日たった頃は局入りでしたけど
私は出番から帰宅までは出ていません

其れは、仕事がある日は全て同じです」

ソユ「ッ」

「休日の日は宿舎でも作業可能ですから
余程の用事が無い限り事務所に行くことは無い

でしょ?」

ソユ「ッ」


「其れに例え控え室から出ることはあっても
防犯カメラには写ってますから」

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作者名:RIKU | 作成日時:2019年6月13日 23時

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