CHERI E 64 ページ14
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SG「んぐっ」
顔面に何かが乗ってる
もふもふした毛的なもの
あー、あいつか
Aが拾ってきた猫
くしゃみ出そう
あ、やべぇ
SG「へっくしっ」
「おはよー」
SG「はよ」
「猫ちゃんこっちおいでー」
にゃー
特別アレルギーとか持ってないけど
流石に顔に乗られるのは迷惑、かも
こー、猫の毛が
口の中にまでは入ることは無いけどさ
何かムズムズするし
うん、なんかヤダ
「いい目覚めね」
SG「どこがだよ
ムズムズして毎日くしゃみ出る」
「じゃあ自分の部屋で寝ることねー
この部屋に来てもこの子がいる限り
毎回くしゃみのオンパレードよ」
SG「んあー……無理だな」
俺のベッドよりも寝やすいから
毎回このベッドに寝たくて来る
何なら俺のベッドと交換したいぐらい
ふわふわしててモコモコとしてて
寝やすい
SG「何でそんなに早起きなのか
なんかわかる気がする」
「何急にㅎㅎ」
SG「これ寝やすいもん
俺だったら絶対ずっと寝てられる」
「永眠するなら自分の部屋で寝てねー」
SG「出たくねぇー」
「もう直ぐマネさんくるけど
いいの？準備しなくて」
SG「は？」
「ソクジンおっぱはちゃんと起こしに来たよ
私も何回か起こしたけど起きなかったから
猫ちゃん乗せたら起きたみたいでよかった」
SG「はぁー……他の奴らは？」
「もうとっくに起きてるんじゃない？
ジョングク君もとっくに起きてるし」
SG「もっと執着して起こせよ」
「……おっけー、分かった」
声色が変わった、ような気がする…
気の所為だよな。
うん、気の所為だと思いたい
取り敢えず起きよう
今日が午後からでよかったと思うけど
流石にもう直ぐでマネヒョン来るとか
ぐっすりにも程がある
JN「入るよー」
「はーい」
JN「あ、やーっと起きてる！！」
SG「猫に起こされました」
JN「そんなに鳴いてたの？」
SG「顔面の上に乗ってました」
JN「うわー、早くも飼い主に似たのかな
有能だよ有能、これからもよろしくね〜」
にゃー
にゃーって鳴かれても
こっちとしては迷惑極まりないんですけど
だったら起きるまでひたすら鳴かれてる方が
俺としてはまだマシだと思う
と言うかそうして欲しい
俺の顔に乗るな
毛がムズムズするんだよ
JN「猫ちゃん連れていくの？」
「付いて来そうなんで連れていこうかと」
JN「そっか」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2019年4月24日 13時
