女の子の日 ページ7
・
『痛っ…。』
腹痛と頭痛で目が覚めた朝。
原因がなにかなんてすぐ分かる。
月1回の女の子の日。
私は、結構腹痛とか頭痛が酷い方で、薬を飲まないと過ごせないぐらい。
『うわっ、最悪。薬無いじゃん。』
ちょうど薬を切らしてて、そのまま雑誌の撮影に向かう。
楽屋でも、ソファの端っこで大人しく痛みに耐える。
楽屋には珍しく康二1人だけで。
『ねぇ、康二スマホ取って。』
動くのもしんどくて、私のカバンの近くにいる康二に頼む。
『こーじ、水取って。』
向井「えーっ、ちょっと待ってください。今いいとこなんですー。」
『ね、早く。』
痛さでイライラも募って、口調もきつくなってくる。
向井「自分で取ってくださいよ〜。」
『っ…はぁっ……。』
座ってるのさえしんどくなって、ソファに横になる。
向井「Aちゃん？」
『ごめっ、っ……りょへ、にれんらくっ。』
向井「えっ！？っはい！！」
ラウ「おはよーございま…雪ちゃん！？」
『ラウちゃん、ごめんねっ、だいじょ、、ぶだから。』
ラウ「っ！！僕、何すればっ！？」
向井「阿部くんっ、今来るって！！」
『はぁっ……っ、、、はっ………。』
ラウ「過呼吸！ど、どうすればっ。」
阿部「Aっ！！」
宮舘「大丈夫か。」
亮平と、舘様の声。
阿部「お前っ、薬は？」
『っ、ないっ。』
阿部「だから、ちゃんと買いに行けって言ったのに。」
亮平はそう言うと、自分のカバンの中からいつもの薬を取り出した。
宮舘「なんで持ってんの。」
阿部「持ち歩かない時あるから。薬…の前に、１回呼吸落ち着かせよっか。」
宮舘「A、一緒にゆっくり呼吸しようか。」
2人のお陰で、しんどかった呼吸が落ち着いてくる。
『っ…ごめん。』
宮舘「謝んない。Aは悪くないよ。」
阿部「薬飲もっか。康二、水取って。」
向井「はいっ！」
阿部「あと、集合まで15分ぐらいあるから寝てていいよ。そうすると薬も効くでしょ。」
『うん。りょーへ、手握ってて。』
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ゆずき(プロフ) - S_1127さん» ありがとうございます！うれしいです！！続編で書かせて頂きます！ (2019年10月24日 0時) (
レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
S_1127(プロフ) - このお話1番好きで何回も読み直してます！もしお時間があればドッキリGPのお話書いて頂きたいです！！ (2019年10月13日 21時) (レス) id: 45fa4d853a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - Kanaさん» いつもありがとうございます！結構切なくなりそうです... (2019年10月10日 16時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
Kana(プロフ) - 毎回コメすみません！あ〜(T-T)裏側ではちゃんと好きって気持ち忘れてなかったんですね(>_<)切ないです…。今回も胸がぎゅーってなりました(ToT) (2019年10月10日 0時) (レス) id: f3e4f0c0df (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - 思っていた以上に切ないお話になりそうです。それはお楽しみに！ありがとうございます。 (2019年10月9日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずき
| 作成日時：2019年8月10日 15時
