食堂 ページ9
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「わー、カレーだ!」
沖「なんでテメーがいるんだ」
土「なんで三枝がここにがいるんだ」
「いただきまーす。あれ、福神漬けは?」
沖「…………そこにある」
今日のお昼、いつもと同じように真選組を訪れたら近藤さんから「あがっていく?」というお誘いが。
こんなチャンス逃すわけないよ。
「総悟くん、あーん」
沖「気持ち悪ィ。近寄らないでくだせェ」
む、なんか敬語で言われるといつもより刺さるぞ。悲しい思いしたけど出されたカレーを口に運ぶ。美味しいです。
近「Aちゃんと総悟に今日はお願いがあるんだ。その為にAちゃんを呼び出した」
「わ、私と総悟くんに?」
驚く表情の私と、どんなお願いが聞かされてもいないのに嫌な表情をする総悟くん。
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――――
……
私には近藤さんの説明はチンプンカンプンだったけど、隣町にカップルしか入れないような場所があって、そこに攘夷浪士がウロチョロいるらしく、とっ捕まえて来い――と。
私なりにまとめておいた。
近「人数は少ないとみた。でもAちゃんの身を危険にさらす事になる。総悟、ちゃんと守ってくれるか?」
沖「俺が……コイツを……」
「あっ、だ、私、守ってもらわなくても守ってもらうにしてもその頼みごと受けますよ!」
無事帰ってくるんで安心してください。とグッジョブポーズをしたら近藤さんは「すまないな」と微笑んでくれた。良い人だ。
――――――
――――
……
「お母さんんん!可愛い着物ある!?」
あくまで真選組さんのお手伝いのお仕事として行くのだ。それはわかってる、けど!
総悟くんと偽装でもカップルなんだ。
可愛い格好やっぱしたいよね!
母「アンタみたいなのがまとわりついてて沖田くん可哀想だわ」
「う……」
母親までもがそれを口にするか。まあ、口ではそう言ってるけどタンスの奥からピンク色の可愛らしい着物を取り出してくれた。
「おー、華やか!団子屋の服は深緑と黒茶で地味なんだよ……」
母「あら、そう?私は好きよ。“団子屋の小娘”って感じで可愛いじゃない」
「自分のフォローはしないの?」
母「私だってまだまだ可愛い小娘よ」
「…………」
痛いよ、お母さん。
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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年2月23日 11時