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媚び ページ43

――――――
――――
……


「総悟くん、持ってきたよ!」


沖「……」


相変わらず応答なし。だけどそんな事お構いなしにおでこにタオルを乗っける。

そして「早く良くなりますよーに」を手を合わせて拝んといた


――すると、総悟くんが数分ぶりに口を開いた。



沖「おめェ、なんでこんな事するんでィ」


向こうを向いたままボソっと呟く。



「なんでって……心配だからだよ」


沖「気に入ってもらおうと媚び売ってんのかィ?」


「あっはは、ちがうよ。だって総悟くんこんな事してもむしろ気に入らないでしょ?」


沖「……っ」


「そこまで下心だけで出来てる訳じゃありませんから!」


媚びを売るとか、正直全く頭になかった。

別に振り向いてもらうため、好きになってもらうために看病してる訳じゃない。

ただ、心配だから。総悟くんには元気でいて欲しいからだ。



――というか、


「話変わるけどさ!さっき土方さんから聞いたよ!お昼食べてないって!」


沖「……腹減ってねェ」


「駄目だよ!ご飯食べないと!おかゆ作ってくるからね!」


沖「いらねェ」


「いらなくてもいいからさ、匂いだけでもね」


沖「意味わからねェ」


また総悟くんの自室を後にし、おかゆを作る。
戻ってきたら総悟くんは多分だけど寝ていて。

もうお昼休みが終わってしまうので、
とりあえず近くにラップしたおかゆと手紙を置いて屯所を後にした。









「辛そうだったなー・・・早く治りますよーに」



.

何でそこまで side沖田→←看病



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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage  
作成日時:2016年2月23日 11時

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