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帰ってすぐにマサイの部屋に向かった。
インターホンを押す。
中からドタバタと音が聞こえた。
よかった、いるんだ！
それだけで心臓が高鳴った。
ドアを開けるとジャージ姿のマサイ。
「どうした？」
勇気をだして、マサイと目を合わせる。
どれだけ目を合わせたかったか。
私はマサイに抱きついた。
「えっ、A…？」
「…会いたかった、」
マサイがいない間、自覚するほど寂しかった。
お隣さんがいないだけで心が空っぽみたいになる。
マサイは驚きながらも抱き締め返してくれた。
「なんかあった？」
「…あった」
「とりあえず上がって」
お言葉に甘えてお邪魔した。
やっぱり片付いていて、綺麗。
すると腕を引っ張られてリビングではなく、ひとつの部屋に入れられる。
カチャッと音がする。
「ま、マサイ…？」
「ここで話そ？」
あっ、別に普通か。
なんかいやらしいことするのかと思った。
そんなこと考えてた自分が自意識過剰すぎて恥ずかしい。
「…なに？」
「実はね、事務所に入ったの」
「…えっ？」
「歌い手さんのね、事務所。歌ったら一発合格しちゃって。目の色が変わるのも特殊だから、」
「…俺らさ、考えてたの」
「何を？」
「俺らがいない間、AがFischer'sに入ったらどうかなって。でも同級生同士で組んだチームだから反論もあった。だから、マネージャーはどうかって…」
そんなこと考えてくれてたなんて、気づかなかった。
みんなと過ごしたいし、歌い手もしたい。
だから。
私の結論は。
「事務所に両立していいか頼んでみる」
「えっ、やってくれるの？！」
「みんなと少しでもいたいから」
ぱぁあっと明るくなるマサイの顔。
可愛いなぁ。
大人びた顔しといて、心は子供っぽい。
もっと一緒にいたら、知れるのかな。
マサイのこと。
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ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» 楽しみですー！ (2019年10月30日 7時) (
レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか！ありがとうございます！続編では歌い手さんも出す予定なのでぜひ楽しみにしててください！ (2019年10月30日 0時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - わたし、歌い手×Fischer'sが大好きで(笑)、すごい楽しく読ませてもらってます〜(*^^*) (2019年10月29日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 愛恋さん» ありがとうございます(*T^T) (2019年10月27日 19時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - ゆりりんさん» マジですか？！ありがとうございます！全然、いつでもコメントしてください！ (2019年10月27日 17時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さな x他3人 | 作成日時：2019年10月11日 18時
